与太郎文庫
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2008年12月19日(金)  わが競奏 〜 Concert for Violin and Orchestra 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081219
 
 つい先日(月曜)長男に、三大ヴァイオリン協奏曲は、ブラームスを
割愛し、チャイコフスキーを加えるべきで、さもなければブラームスを
残し、シベリウスを加えて五大協奏曲と称すべきだと教えたばかりだ。
 
 ただしチャイコフスキーは、オイストラフに限定する。
 たったいま思いついて弾いている、というような即興的臨場感がある。
 日本人演奏家の欠点は、あくまで教わった形跡を脱しきれないのだ。
 
 有能な女性にとって、クラシックの演奏は、それなりに自尊心を満足
させる職業にちがいない。しかし、なりふりかまわぬ人生観がなければ、
真実に迫ることはできない。
 
 ◆ 魅惑のバイオリン 〜 魂のコンチェルト 〜
 
── チャイコフスキー《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 18811204 初演》
 庄司 紗矢香・独奏/ユーリ・テミルカノフ指揮
/サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団(20081107 録画)
 
── ブルッフ《ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26 18660424 初演》
 サラ・チャン・独奏/ジャナンドレア・ノセダ指揮
/NHK交響楽団(20081022 録画)
 
── ブラームス《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 18790101 初演》
 ジュリアン・ラクリン・独奏/マリス・ヤンソンス指揮
/ロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団(20081112 録画)
 
── シベリウス《ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47 19040208-19051019 初演》
 諏訪内 晶子・独奏/ウラディーミル・アシュケナージ指揮
/フィルハーモニア管弦楽団(20081208 録画)

 世界の第一線で活躍する4人のバイオリニストが演奏したバイオリン
協奏曲をお送りする。【スタジオゲスト】夏木 マリ/春風亭 小朝/
諸石 幸生/鎌倉 千秋(アナウンサー)
 
http://pid.nhk.or.jp/event/PPG0005301/index.html
── 《NHK音楽祭2008ハイライト 20081219 22:30〜25:30 NHK教育》
http://www.nhk-p.co.jp/concert/20081022_225010.html
 
 
 ◆ 与太郎のヴァイオリン協奏曲ベスト12(初稿)
 
 1 
 
── ベートーヴェン《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61 18061223 初演》
 第一楽章、カデンツァの直後“第二主題”に指定したドルチェ(甘く)
を、まるで無視するかのごとく、ヴィブラートなしで奏した、というの
です。── 幻の《弦楽技法》 〜 未投函書簡より 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030115
 
── ヨアヒムとか、クライスラー、稀にはアウアーなど(カデンツァ)…
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19710401 弓弦十話(その1)
 
 2 
 
── チャイコフスキー《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 18811204 初演》
── 3度音程を1オクターブひっくり返すと6度音程となり、とても
魅力的に響きます。いま思いつくだけで、つぎのような名曲が6度音程
で始まっています。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1949935.html
 
── 愛想よくない代表は、オイストラフである。最初から最後までニ
コリともしないで、たまに笑うとギョッとさせられる。だが、ひとたび
弓を降ろせば、泣く子も黙るほどの緊迫感である。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050827 ぐいち 〜 涙ぐむ師妹 〜
 
 3
 
── メンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 18450313 初演》
── カデンツァは、ほとんどバッハ《無伴奏ヴァイオリン・パルティ
ータ》から、とくにシャコンヌにおける奏法を取りいれている。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19710701 弓弦十話(その3)
 中学時代の与太郎は、この名曲を初めて聴いた人々を思いうかべた。
 
 4 
 
── ブラームス《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 18790101 初演》
── 初めて聴く演奏でしたが、まさに火を吹くようなヴァイオリンは、
ハイフェッツ(19010202〜19871210)、背後に鬼気せまるのはNBCで
しょうか。しかるに1965年の録音とあっては、トスカニーニ(18670325
〜19570116)は存在しませんね。B面は、オーマンディ(18991118〜
19850312)のように聞えました。(正解はスターンだった)
── Let'199411・・ 新井 正夫 様
 
 5 
 
── シベリウス《ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47 19040208-19051019 初演》
 オイストラフ独奏/オーマンディ指揮── レコード・サロン��19710812
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19710708
 
 潮田 益子・独奏/近衞 秀麿・指揮/NHK交響楽団
http://www22.ocn.ne.jp/~yosijyun/kh/kh-rec.8.htm
 《第485回定期演奏会 19670502-0503 東京文化会館》
 
── シベリウスは、ステージに立つとあがってしまう性格だったので、
ヴァイオリン演奏の道を断念したというエピソードが残っています。
http://plaza.rakuten.co.jp/predudio/diary/200602080000/
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20061129 無常 〜 酒席奏者と厭世観 〜
 
── 1952年、巌本 真理、上田 仁・東響と協演(毎日芸術賞)
 巌本さんに「あの後、あまり演りませんね」「あんまり演りませんね」
と同意を得たが「とても名曲なのに」と、二の句は告げずじまいだった。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19790511 君去りし後(19690712)
 巌本 真理(43)日本の弦楽四重奏談
 
 6 
 
── ブルッフ《ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26 18660424 初演》
── 巌本「予選がタルティーニのソナタかベートーヴェンのロマンス 
私はタルティーニを選んで本選はブルッフのト短調でした」
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19690712 日本の弦楽四重奏談 ��
 巌本真理弦楽四重奏団 〜 巌本 真理・黒沼 俊夫 両氏をたずねて 〜
 
 Bruch, Max Christian Friedrich 18380106 Duitch 19201002 82 /作曲/SV-?19201020
 Zukerman, Pinchas       19480716 Israel Canada    /Violin Viola 指揮
 
── 不確かな記憶で、数年前のN響アワーに登場したズーカーマンは、
演奏前のインタビューで「この曲は、あんまり好きではない」と答えた。
 たしかに、感傷的で、弾けば弾くほど退屈になる作品にちがいない。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20080304
 生没周年 〜 ブルッフ生誕170年 〜
 
 7 
 
── パガニーニ《ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 Op.6 第3楽章 18‥》
── リスト《パガニーニによる超絶技巧練習曲(S.140/3)1838年版》←V協奏曲第2番
 
── パガニーニ《ヴァイオリン協奏曲 第2番 ロ短調 Op.7 第3楽章“ラ・カンパネッラ”18‥》
── リスト《パガニーニによる大練習曲嬰ト短調(S.141/3)1851年版》
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4158369.html
 
── 《パガニーニ大練習曲》から、2曲聴いてみましょう。
《〜第3曲:ラ・カンパネラ》は、《ヴァイオリン協奏曲第2番》の
終楽章をピアノ独奏に編曲したものです。── ��19710610
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19710708
 フランチェスカッティ独奏、オーマンディ指揮による決定盤。
 
 8 
 
── ショスタコーヴィッチ《ヴァイオリン協奏曲 作品99 19551029 初演》
── 《第一楽章 夜想曲》を写譜して、ひそかに試奏したこともあり
ます。しかし、二度と他人に聞かせる勇気はありませんでした。
http://okwave.jp/qa4442681.html
 オイストラフ独奏/ムラヴィンスキー指揮/レニングラード・フィル
 
 9 
 
── シューマン《ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(遺作)19380216 初演》
── シェリング独奏を聴きながら(19691203)。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19700307 編集帖
── 《名曲解説全集 7 19600925-19651120 音楽之友社》P26-27
 
10 
 
── ヴィヴァルディ《ヴァイオリン協奏曲 第6番 イ短調 17‥ 》
── 弦楽器群が、一斉にノン・ヴィブラートでやるとどうなるか(略)
才能教育研究会が例年、デモストレーション的に催おす大演奏会では、
数百人の豆ヴァイオリニストたちによる全斉奏がある。ヴィヴァルディ
の《イ短調コンチェルト》などが、世にも奇妙な響きで伝わってくる。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19710701 弓弦十話(その3)
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030905 ノン・ヴィヴラート
 
── 《ヴァイオリン協奏曲:海の嵐》を、イ・ムジチ合奏団で聴いて
みましょう。海だから、嵐だから、とあまりに意識して聴くと、いささ
か失望されるかもしれませんが。── ��19710708(作品8-5)
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19710708 レコード・サロン 〜 Paper Concert 〜
 
 Vivaldi, Antonio Lucio 16780304 Italy 17410728 63 /1740ca失踪?
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20080304
 生没周年 〜 Year of commemoration 〜
 
11 
 
── モーツァルト《ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K219“トルコ風”17751220 作曲》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19681201
 
 ◇
 
── 「フルート3年、チェロ4年、ヴァイオリン5年に、ピアノ8年」
 いますぐ通信販売で、いちばん安物のヴァイオリンを注文しましょう。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=1835903
 
── ヴァイオリニストが「シャープ系」を、チェリストが「フラット
系」を好む傾向はあるようです。《ヴァイオリン協奏曲》の多くが長調
で、《チェロ協奏曲》に短調の大傑作があるように。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1958866.html?ans_count_asc=2
 
http://q.hatena.ne.jp/1072794158#a49357
 貴方にとって「これこそ音楽だ」と言える楽曲を教えてください。
 
 もし《悲愴》が書かれなかったとしても、この《第五》さえあれば、
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081121
 五人の第五交響曲 〜 やっぱりムーティ 〜
 
 ※画像=《目次 196905‥ 月刊アルペジオ》より
 
 ふつう、実際に弾いたことのない俳優が弾く真似をしたり、あるいは
知識のない画家が描くと、微妙な違和感が生じるが、ここでは与太郎が、
なぜか奇怪な、わざと不協和なデッサンで描いている。
 
(20081219-1220)
 


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