与太郎文庫
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2008年11月10日(月)  甘辛父子 〜 中国食品文化考 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081110
 
 中華料理は、東南に向うほど甘くなり、北に向うほど辛くなる。
 したがって広東料理は甘く、四川料理は辛い。
 日本では、辛味が受入れられなかったので、親子が工夫をこらした。
 
── 「私の中華料理少しウソある。でもそれいいウソ。美味しいウソ」
「回鍋肉にはキャベツ」「ラーメン風担担麺(中国では汁なしが一般的)」
「エビチリソースにはトマトケチャップ」というレシピは、建民が日本
で始めたものだと言われている。── (Wikipedia)
 


 陳 建民   四川料理 19190627 中国 東京 19900512 70 /四川省宜賓生/1952来日1987表彰
♀東 洋子 陳 建民の妻 192.‥‥ 日本          /建一の母
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 陳 建一   四川料理 19560105 東京  /20081110現代の名工/籍=東 建一(誤=健一)
 玉川大学文学部英米文学科卒業後、四川飯店グループ・オーナーシェフ

 
── 店に到着した時点では、冷麺が食べたかった。しかし、40分も待
っているうちに、すっかり体が冷えてしまったのだ。
 一口以上食べられない。すぐに箸を置いて逃げだす。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20080814
 坦々麺 〜 父子水入らず 〜
 
── 12:00 四川料理店で、極上のランチを馳走にあずかる。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081031
 考える人々 〜 コラムニストの典雅な一日 〜
 
── 「現代の名工」に150人 板金工や料理人、ソムリエ
 
 厚生労働省は10日、優れた技術、業績を持つ本年度の「現代の名工」
に、工業や伝統工芸、食品関係など各分野の150人を選んだと発表し
た。11日に東京都内で表彰式を行う。
 
 選ばれたのは、新幹線の先頭部をハンマーで打ち出し加工する板金工
国村次郎さん(63)=山口県=や、本場の素材で日本人の口に合うマ
ーボー豆腐を作り日本の中華料理界をリードした陳建一さん(52)=
東京都、著名なソムリエで後進の育成にも尽力する田崎真也さん(50)
=同、キリの木片を利用した「結晶染」を開発した友禅染工村田道宣さ
ん(66)=京都府=ら。
 
 最年少は旋盤工の尾崎勝さん(42)=埼玉県、最高齢は左官の堀江
弥太郎さん(87)=東京都=だった。
 
 現代の名工は1967年、各界の技能水準向上のため創設。都道府県
や業界団体の推薦を受けて審査される。毎年秋に150人が選ばれ、褒
賞金10万円が贈られる。
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111001000461.html
 
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── K君の結婚披露宴(都ホテル)では、8ミリ撮影する与太郎が、
用意された食事を断わったところ、アシスタントに来ていた(後輩の)
W君が、ひとり別室でフルコースをあてがわれた。
 ウエイターがつききりで、フランス料理の作法を教えてくれたという。
 後年フランスに定住することになった彼は、このとき中華料理だった
ら、北京音楽院を出て上海交響楽団で働いていたやもしれぬ。
(*追記)この記念誌を送ったころ、W君は中国演奏旅行に出かけてい
たそうだ。(20070721)
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19871004
 
http://q.hatena.ne.jp/1151741570
 あなたが(いままでに)食べた肉を教えてください。
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060629
 飢餓文化 〜 舌の記憶 〜
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050202
 食味喰餐
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070831
 とばっちり倒産 〜 中国地方の食品会社 〜
 
 1986年ごろ、岡山の四川料理店で、鱶鰭(フカヒレ)を予約したら、
とても食べきれない量が運ばれてきた。
 茸(キノコ)類のような食感なので、つづけて旨いものではない。
 
(20081110)
 


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