与太郎文庫
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2007年08月04日(土)  歪んだ視覚 〜 perspective vs illusion 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070804
 
── ポーランド北部の村Szymbarkの地域教育職業訓練センターで4日、
上下が逆さまになった家が完成した。Daniel Czapiewski氏が設計した
この家は、旧共産主義体制の時代と現代の時代を表現しているという。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2263852/2003127
 上下さかさまの家(20070805 12:33)
 
 空のビール瓶とコップを載せたテーブルが、天井に突きたっている。
 竹ちゃんの作品(1965年ごろ)として、アマチュア展覧会に出品。
 与太郎のアイデアで、第一アート(株)が施工した。
 
── 私達は絵を正面からしか見ていないものである。(略)ところが
同じ絵でも、斜めから見てみるとまた違って見えるものである。(略)
彼はこのようにものを斜めから見ることのできる視角を持った数少ない
人間である。(略)この彼の独特の才能が人を退屈させない秘密である。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19670120
 退屈論 〜 竹内 康《退屈させない人間 19670120 宴のあと》 〜
 
── ミス東京の開店前、ビールを運んできたボーイが、テーブルに載
せた瞬間に、グラリと傾くのに気づいた。与太郎は思わず両手を差しの
べ、コップの破片で左手の小指を切ってしまった。この傷は今も残る。
(この事故は、キャバレーのショーウィンドウのデザインに関連する)
── 蜘蛛と女とゴムひも(19620612-0614)
 
 1980年ごろ、斜めに傾いた喫茶店が、全国各地に出現した。
 岡山発祥とも伝えられ、与太郎も(深井周二氏と)出かけてみたが、
不快な気分だけで、もういちど(あるいは他の店を)見る興味が失せた。
 
── いかに秀れた建築でも、二倍の大きさで建てたとすると、とても
奇妙な造形になると思われます。単に住めないどころか、この世のもの
とは思えない不思議な感覚が生じるはずです。視点が移動するからです。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19800915
 Do! series 〜 倍率のトリック 〜
 
 与太郎の抽象図形(ロゴタイプ)は、ほとんどが錯視図形である。
 亀倉雄策の影響とみられるが、亀倉氏はカッサンドロに影響を受けた
と語っている。── 《土曜美の朝 19961117 02:51-03:14 NHK》
 
── 錯視とは知覚された対象の特徴が、物理的、客観的に計測された
実際の特徴と一致していないことをいいます。
http://www.sinri.co.jp/sinri/library/l8.htm
 
── 英語では「遠近法」「透視図法」「透視図」などを総称して
perspective(パースペクティブ)といい、日本では遠近法、透視図の
ことをパースと称する事が多い。── (Wikipedia)
 
(20070831)
 


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