与太郎文庫
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2003年05月07日(水)  ゲジング 〜 ブラバン&シンフォニエッタ 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030507
 ゲジング 〜 ブラバン&シンフォニエッタ(廃題)〜
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20030507

 上京時代に覗いた渋谷の予備校では“サイトウ英語”という名物講師
が「ケイはメの前、フクの後」などと教えていた。形容詞は(つねに)
名詞の前、または副詞のあと、というわけである。一見便利そうだが、
はたして受験以外に役立つものなのか。
 そもそも文法用語は、なぜかくもギクシャク聞えるのだろうか。
 ゲジゲジの異名をもつ市谷経哉(英文法)先生には、さんざんいじめ
られた。とくに ing ではじまる“分詞構文”という文型は、いまも
判らないままである。
「アワくん、ではこれを英訳したまえ」
「……ing ……, …… エーと ……」
「なんだ、その“エーと”ちゅうのは?」
 これを毎週二回、一ヶ月以上つづけて指名されれば、生涯この文型を
使うまいと決心するのは当然ではないか。

 MS-Excel には、オート・コレクト(自動修正機能)があらかじめ設定
されていて、“ing”だけ入力する場合はよいが、直前に読点“ 。”
“ .”があれば、自動的に「……。Ing」のようにキャピタル修正さ
れる。スペル・チェックで例外設定を追加しても、汎用性・互換性がない
ので、他の機種では適用されない。ここでは「。とくに ing」のよう
に、直前に「とくに」を加えて対処した。(Day'20000607)
 
 解除手順:メニューバーから[ツール]−[オプション][スペルチ
ェック]タブ[オートコレクトオプション]ボタンの画面で、「入力中
に自動修正する」にチェックがはいっている。同じ画面の修正リストの
中に修正する文字 = my 修正後の文字列 = my (Day'20041102)
[ツール→オートコレクト]「文の先頭文字を大文字にする」のチェッ
クを外す。Excel 2003 では改善されている。(200607027)
 
 合唱コンクールで、われわれのクラスは《五木の子守唄》を自由曲に
選んだ。その楽譜を紹介してくれたのは、二年先輩のホザナ・コーラス
西垣喜光君(祇園・十二段家の御曹司)である。
 かなり高度な混声四部合唱を選んだために、同級生にソプラノ・西村
恵美子、アルト・岩崎由美がいなければ、とてもものにならなかった。
 なにしろ新米指揮者は、校内一の音楽劣等生であって、小学校以来、
音楽の授業でも唄ったためしがない。試験用紙に「さっぱりわからん」
などと書きつづけ、つい三ヶ月ほど前はじめて歌うことができた生徒を、
彼女たちは真剣に励ましてくれたのである。
 西村嬢はホザナ・コーラスの花形で、のち声楽家になっているはずだ。
 岩崎嬢は才気煥発、打てば響く才媛である。少女雑誌から抜け出した
ように目が大きいのも、眼科医の令嬢であると聞けば納得がゆく。
 とりわけ英語が得意で、みんなが苦手のゲジゲジ先生をやりこめる。
 彼女のまっとうな質問に、ゲジゲジはしばしば窮して、
「つぎの授業までに調べておく」と約束する。つぎの授業で、
「わたしのマチガイだった」と認めたあと、ゲジゲジは気をとりなおし
て授業を再開する。
「アワくん、ではこれを英訳したまえ」(また、俺か!)
 彼女が、どんなに優れた男にめぐり逢うかと楽しみにしていたら、隣
の組の悪ガキ“パッチン”こと中沢隆司と結婚したというではないか。
(パッチン、よく聞け。彼女は、オマエなんかにはもったいない!)
 
 中澤 隆司 元関西テレビ常務 19390425 京都 /〜大阪物語
196.在ベトナム197.岩崎 由美と結婚“パッチン”誤=中沢 博司
200509‥KBS京都放送(事業管財人兼)社長
 俗物図鑑
 
 歌詞の九州方言については、当時の教育実習生だった日笠直美さんが
北九州出身であることを思い出して、同志社女子大学寮に押しかけた。
さすがに一人では行けないから、有賀と木下が同行して、彼女も寮内の
熊本出身者を探し出して、あらまし翻訳してくれた。
 彼女が、はじめての教育実習にあらわれたのは初夏のころである。
 
(20200930)
 


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