与太郎文庫
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http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030223 他のホームページを読むと、「この数日、急にカウンターが回った」 とか“市川新之助&日置明子”を入力するだけで、アクセス・アップが かせげると伝える掲示板(2チャン)も見つかった。 しかし、わずか二三の例では“うわさ”の域を出ない。 気をとりなおして、数十件のリンク元のキーワードを再検証すると、 奇妙なことに“隠し子”関連に限定されていることが判明した。その他 のキーワード(たとえば蜷川美術館、若林通夫、同志社など)はリンク 元に《与太郎文庫》が健在である。もちろんクリックすれば開かれる。 どうやら、一連の“隠し子”関連のキーワードから《与太郎文庫》が 排除されているらしい。事実とすれば人為的な“悪意”も感じられが、 いますぐ立証する手だてがない。 ひとり与太郎が叫んでも、ほとんどの人々には共感できないだろう。
この騒動には、ふたつのテーマがあった。 最後に「隠し子の母の名」が判明すると、たちまち退潮したことで、 スキャンダルの“記号情報”が浮かびあがった。 (いつも同じではないが、重要な例証である) もうひとつは“情報操作”ないし“情報規制”の可能性である。 北朝鮮やイラクでは“情報規制”が行われているというが、せいぜい 国営テレビによるプロバガンダのことである。むしろ成熟した市民社会 では“通信情報”をコントロールすることが不可能になってしまった。 かりに非合法組織が実在するとしても、そのコストは国家的規模だから、 芸能スキャンダルごときに流用されるはずがない。 だが待てよ、これはきわめて初歩的なテストではないのか? (それなら、あまり実害のないうちに、テストは終ってしまうだろう) スリラー映画のように、ある期間を過ぎれば、もとの日常にもどって しまうことがある。パニックには原因や理由があるにちがいないのに、 ほとんどの人々は忘れてしまうのである。 「やっぱり、地球は動かないのだ」というふうに。 ──────────────────────────────── ── ヒッチコック《鳥 The Birds 19530705 》 ── あり得べからざることが、あり得るかもしれない。たとえば…… ── 田中 純一郎《日本映画発達史�� 19760310 中公文庫》P458
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