与太郎文庫
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1978年09月11日(月)  おらんだ正月

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19780911
 
── (長久保 赤水は)通りがかりの旅人が道を聞きますのに、笠を
取って丁寧に物をいう人には、自分は家の中にいて、ごく簡単に教えて
済ましますが、笠も取らずに顔を突出して、「どこそこへは、どう行く
のかね」などと、無作法な口のきき方をする者には、わざわざ立って、
一緒に辻まで行った上に、噛んで含めるように教えてやるのでした。
「あのようなぞんざいな男に、どうしてそんなに、親切にしておやりに
なるのですか」と人が問いましたら、赤水は、「いや、人並の礼儀を心
得た者ならば、口でいっただけでも十分に通じようが、物を尋ねる作法
も知らぬような男には、間違いッこのないように教えてやらないと呑込
まれないだろうから」と答えたということです。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19780911
── 森 銑三《おらんだ正月 19781009 冨山房百科文庫》P91-92
 
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── 森 銑三《おらんだ正月 〜 江戸時代の科学者達 〜 19781009 冨山房百科文庫 20》P
 
(20090326)
 


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