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1971年01月15日(金)  同窓会始末

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19710115
 
 同窓会始末 〜 閉会あいさつに代えて 〜     阿波 雅敏
 
 来賓十四方、先輩後輩あわせて百名ちかくのご参集を得た、このたび
の同窓会は、終始さまざまの遺漏があったにもかかわらず、なかなかの
盛会となりました。
 次なるあたらしい展開に期して、その発端ならびに経過を述べたいと
存じます。
 同期生のひとりとして、あるいは世話役のひとりとして、きわめて私
的な語りくち、になることを、あらかじめお許しねがいます。
 規模の大小にかかわらず、概して同窓会と称するものの、実は原則的
に、二通りのパターンがあるようです。
 《彰栄会》とか《白鷺会》のように、卒業と同時に、自動的に入会金
を納めて、専従の事務局を設けた上で、定期的な運営によるものを、か
りに公設同窓会とすれば、クラス単位のものや、グループ・クラブ活動
のOB会などは、私設同窓会と呼ぶべきでしょう。
 このたびの同窓会が、後者に属することはいうまでもありません。し
かも、めずらしい形態であった、といえます。
 考えてみれば、中学・高校時代の各種OB会はあっても、当時あれほ
ど重要とされた、《生徒会》そのもののOB会などは、あまり例をみま
せん。もし、あるとすれば、めずらしい例にちがいありません。
 われわれが、《同窓会》について、いかにばくぜんとした概念を抱い
ていたか、以下の経過が如実に示すとおりです。
 
 ■ おりから三十世代
 
 たとえば、街で、ぐうぜんに出会った相手が、かつての同期生であれ
ば、いずれ同窓会でもやろうじゃないか、という話が出るのは三度に一
度でしょう。はたして、それが実現するのは、何十に一のわりあいです。
 今回の場合は、当初三人の出会いで、大筋がまとまりました。
 佐々木敏男君の経営する《ホリディ・バーガー》に、土井勇君が立ち
よって、おそらくは無駄話をしていたところへ、腹を空かせた私があら
われた、のが幕あきで、昨年十一月中旬のことです。
 その夜、ウィスキーの水割りと、奇想天外なジョークの合間に、具体
的な要点があきらかになるにつれ、三人三様の役割りも、はっきり定ま
ったようです。
 このことは、たんに土井君が《土井公認会計士事務所》に勤務してい
るから、すなわち会計担当幹事に、という連想だけでは説明できかねる
面もあります。かといって、彼が、当初志望したという、職業カメラマ
ンであったなら、おなじ役柄に落着していたかどうか、まさに「おりか
ら三十世代」という惹句は、その夜の私の実感でありました。
 
 ■ ある私設同窓会
 
 さて、世話役はきまったものの、だれいうとなく、どうもこの三人で
は、呼びかけるにしても、パッとしないんじゃないか、それもそうだ、
というわけで、とりあえず古い名簿を持ちよったのが翌日の午後でした。
 酔いざめの頭で考えてみると、なぜパッとしないのか、よくわからな
い点もありましたが、いわゆる発起人会を設けるのがよかろうというわ
けで、ほぼ無作為に同期生三十数名を選び、「御名拝受いたしたく、ご
快諾のほど、お願い申し上げ」る旨、急遽ゼロックスのコピーを発送す
ることになりました。 これから以後の、渉外担当幹事こと佐々木君の
活躍は、まことに俊敏で目をみはるものがありました。なにしろ郵便が
着くかつかぬうちに、電話で口答の「快諾」をとりつけ、長距離電話も
ものかわ、コピーを増刷して手ずから届け、はては自費で宴席を設ける
におよび、同窓会の趣旨について一席ぶつこともしばしばあったようで
す。
 いわば、最小の規模で、彼自身の主催による私設同窓会を、夜ごと展
開したわけです。
 余談ながら、ある夜、彼と夕食を共にした折のやりとりを紹介しまし
ょう。
 「いそがしいとクルマが要るな」
 「街なかの用たしは、自転車にかぎるぜ」
 「自転車を買おうか」
 「フジイ・ダイマルで特価品があったな」
 「それ買っといてくれ」
 という次第で、私はもちあわせの小切手を彼にあずけたわけです。食
事のあとは、結局飲むことになりました。私設同窓会も宴たけなわのこ
ろ、突如彼が叫びました。
 「自転車はやっぱりアブナイぜ」
 「アブナイかな」
 「アブナイ、だからこの小切手は飲もう」
 現在、私が自転車を持っていないのは、こういう事情によるものです。
目下、五年ぶりにクルマを買うべきか、を検討中です。
 
 ■ 近眼の射手
 
 事務担当幹事などといっても、私ごときは十二月から、新規にレコー
ド屋を開業することに右往左往しており、他にもあたらしい仕事を手伝
ったりしておりましたので、返信はがきの宛先の地に、表札を出したの
が、前月二十五日でしたから、せっかく「快諾」の便も、あやうく逆返
送されそうになった例もあります。
 せっかくといえば、それぞれ口答・書面の「快諾」をいただいた中に、
タイプ印刷にかける段階で、二三の御名をおとしてしまったことです。
とくに書面でいただいた方には、おりかえし、失礼を詫びることもでき
ましたが、口答しかも人づての方には、時機を逸してしまい、同じ人づ
てでご容赦ねがったようなことです。
 どうも、このあたりから、私の事務ペースがおかしくなったようです。
幹事三人のやりとりが、いかにも象徴的でした。
 「オレが機関銃でダダダダッと打つから、オマエは、ライフルで残り
を狙撃しろ」
 「オレは、近眼だから、どうかな」
 「するとオレは、あとでタマひろいか」
 なにしろ、延五百数十名が対象です。
 十数年も前の、古い名簿による郵送でしたから、予期せぬでもなかっ
たのですが、発起人だけでも約三分の一が転居先不明その他の理由で返
ってまいりました。この分でいけば延五百数十名のうち、実際に連絡で
きるのはどれほどか、と内心案じてはおりました。
 
 ■ 銃後の花
 
 女性のほとんどは、姓が変っているはずで、さてどうするか妙案もな
かったところ田村睦さんからの返信で、高校同期の女性ばかり、やはり
私設同窓会を何度か続けているので、その名簿もありますよ、とのこと、
それならば、とすっかり安心してしまいました。
 大前いく子さんが、同志社同窓会本部に、おつとめである、と知った
のは年末から正月にかけてでした。公設同窓会のプロフェショナルにち
がいなく、田村さんと共に、宛名の追跡をお願いできたのは、闇夜の光
明というべきでした。
 もっとも、安心する材料が増えると、一向に事務ペースがはかどりま
せん。
 最初から会場に予定していた《ベラミ》の森川支配人には、おそくと
も年内には出席者の概数がわかりましょうから、多いようならホステス
もお願いできますよ、などと吹いたものの、結局は最初にして最後の、
私的な発起人会召集が、たったひとつの、はかどり具合となりました。
 
 ■ 赤と黒
 
 師走二十六日の夜八時、誰がどう考えてもあわただしい頃に《ホテル
・フジタ》ロビーに、とにかく十人ばかりあつまってくれました。佐々
木幹事の機関銃乱射で、とりあえずという格好ではありましたが、総数
五百数十名宛の、案内状草稿を回覧、おおむねは幹事三人に一任の上、
協力を約していただきました。
 このときの主な議題、というより関心事はまず、ホステスが一次会で
呼べるかどうか、それには予算面で可能かどうか、すなわち出席者数は
どれほどか、という順に移行しました。
 十年前、いや五年前であったなら、ホステスよりも、同期の女性諸姉
の出席予想に、終始したのではあるまいか、と思われます。その種の議
論も、皆無ではなかったものの、まさしく「おりから三十世代」の観、
ひとしおでした。
 念のため申しそえますが、三十世代の女性が、一般的な意味で、女性
的魅力に欠ける、という結論ではないのです。《ベラミ》にも三十世代
のホステスは、かなりいるわけで、すると、どうなのか、うまく分析は
できませんが。
 その後の発起人会は、減ったり増えたりしながら、というのも、タイ
プ印刷に載っている顔ぶれにかぎらず、その夜あつまってくれたメンバ
ーで、要するに数件のはしごに流れました。
 飲むほどに、論ずるほどに、だんだんわけのわからぬ意見も出るなど、
気がかりな点は予算面にちがいなく、さりとて妙案も決論もない始末で
した。
 そもそも私設同窓会なるもの、赤字が出ても、黒字が出ても、その処
理に困難をきわめる点では、おなじです。あえていうならば、その処理
における手さばきが、成否を象徴するのではないでしょうか。
 当夜のあとさき、三人の幹事は、さまざまな表現で、たえずこの点を
確認しあっておりました。
 「これは事業だ、企業ペースでやろう」
 「………」
 「赤字よりは黒字のほうが健全である」
 だいたい、ことの次第が決定してしまっている以上、手順としては楽
観論にしたがうのが必然です。悲観論や否定的材料が百出しようとも、
引きかえすわけにはまいりません。
 
 ■ 学校用語
 
 さて、いよいよ五百数十名宛の発送です。
 正月四日、午前十時に最後の投函を了えて、遅ればせもいいところで、
心境としては、人事を尽して天命を待つ、ほかはなかったのであります。
 
…… 新年おめでとうございます。
  このたび、同志社中学校昭和二十七年度 入学、あるいは昭和二十
 九年度卒業生と、 同志社高等学校昭和三十年度入学、あるいは昭和
 三十二年度卒業生、五百余名の同窓 会・旧交歓談の席を、下記のと
 おり設けました。
  おりから三十世代、それぞれの分野でのご活躍ぶりは、しばしば伝
 えきくところで すが、数年ぶり、あるいは十数年ぶりの再会を、あ
 たらしい年の記念としたいものです……。
 
 年度をこまやかに列記したのは、たとえば私のように、最後だけ昭和
三十三年度卒業であるとか、諸種の例が少数たりともあるからです。当
時一学年の定数が、約三百六十名であり、かつ今回の趣旨によれば五百
数十名におよぶことは、少数者が、意外に少数ではなかった、という発
見につながります。
 来賓すなわち、かつての恩師には、中学高校の両校長はじめ、担任教
諭を中心に招待状を用意し、このほうは、かなりまぎわになってから、
お届けした始末です。
 前半のニュアンス、後半のアピールに注目していただきたいものです。
 
…… すでに三十世代の緒についた私たちが、かつての共通環境を重ん
 じ、たんなる回想にとどめることなく、各人各様に再生産への意図を
 秘めていることは、申すまでもありません。
  学校用語でいわれたところの、問題児はもとより、編入生・転校生
 ともども、数年ぶり、あるいは十数年ぶりの再会に期するゆえんです。
 
 ■ その日
 
 ご招待申しあげただけで、何のもてなしらしいこともできず、いたず
らに頭をさげるばかりでしたが、半数ちかいご出席を得たことは、盛会
にいたる大きなささえでした。
 あとで聞いた話ですが、某先生がビールを注いでくれた女性に向って、
 「きみは何という名前だったかね。たいへん美しくなって、見ちがえ
てしまった」 と感嘆すれば、くだんの女性、実は芸妓。
 「いやセンセ、うちは小学校しか出とらしまへんえ」
 あれこれ迷ったあげく、ベラミのホステスを何人も呼ぶには予算が心
配で、ひそかに花街から呼びよせておいた美妓ふたり、幹事に耳うちし
て、「ハプニングいいまっしゃろ、ふたりで祇園小唄やったげるわ、バ
ンドの人にそう伝えとおくれやす」
 いや、その実は、本日ベラミのバンドを雇えなかった、というのも義
理を欠く。するとどういうわけか一年後輩で《十字屋楽器店》常務の田
中義雄君の顔が見えたのをさいわい
 「電話をかけてもらいたい。祇園小唄の歌なしレコードが一枚要るこ
とになった」
 レコードの一枚や二枚、私の店でも売ってるものの、地の利、漁夫の
利とあって、だれかが走ってくれました。
 「バンドが来たよ、さあやっておくれ」
 宴次第、プログラムそのものは、あらかじめ十五分単位の厳格な用意
があったのですが、あまたの例にならっての京都時間、きっかり三十分
くりさげて、二三のハプニングおりまぜての二時間、まずは左記のごと
く進行いたしました。
 個々における臨機応変、くわしくは録音テープに収められているとお
りです。
 
 ■ 第三の女性
 
 あまり上品でない芸能界用語で“不見転”というのがあります。
 司会の大橋高子嬢の起用に関するかぎり、日ましに人気上昇という成
功をみました。
 そもそも彼女は、同志社とは縁もゆかりもないフリーのアナウンサー
で、当日までだれひとり、世話役といえども面識がなかったのです(も
っとも、テレビなどでご存知の方はあったはずですが)。幸運なことに、
私だけが某広告代理店の紹介で、いくたびか彼女に電話の打ちあわせを
していたため、後日におよんでからも、彼女を個人的に紹介せよ、とか
彼女とメシを食わせろ、などという熱心な申し出が続き、幹事たるもの
アフター・サーヴィスに、電話番号を教えるくらいは任務かと思われま
す。
 
 ■ 高校三年生
 
 BGMというものが、心理的にどのような影響力を秘めているのか、
くわしいことは判りかねますが、当初いくつかのプランの中で“ナツメ
ロ・メドレー”というのがありました。われわれの中学・高校時代に流
行した曲をつづるわけです。
 たしか《高校三年生》という流行歌があったはず、と調べてみれば、
五年ばかり後の年で、そんならつまらない、と引っこめた次第です。
 そこで、むしろ当時にはなかった音楽、ということから、一連の和製
フォーク・ソングに焦点を定めマイナー・レーベルのPEP盤《ヴァイ
キング・シリーズVol.1&2》を、そのまま流すことにしました。
 出演バンドも、このレコードに吹きこんでいる、兄弟のグループ《羊
の唄》を起用しました。その打ちあわせで、兄の池内勝司君が同志社大
学出身と知ったものの、それよりも私は、もっぱら前夜あみだした脚色
プランに熱心で、
 「ギターのアルペジオが、どこからともなく聴えてくる……やがてフ
ルートのソロが、ハスキーに旋律をかなではじめ、よくよく聴けば《同
志社カレッジ・ソング》だったとしよう……口笛が飛びかい、拍手が鳴
るだろう……客席には、かつての生徒会長であり応援団々長の岸田貞義
君がいるはずだ……みんなが彼をステージへ引っぱりあげる……そして
大合唱に至るや、場内は興奮のルツボと化す……」
 私のラッパに対して、池内君はあまり気のりしない表情で、
 「せいぜい、キバッてみます」といって帰りました。なにごとにつけ
演出過剰となればシラけるか、ヤボになりましょう。いくつかの事情が
転じて、結果は例によって例のごとし。めでたし、めでたし……。
 
 ■ 誰何の宴
 
 「さあ、おわったぞ」
 「まだ、おわってないと思うが」
 「タマひろいが、残ってる」
 二次会の席では、某発起人に、
 「赤字が出たか」と心配され、
 「カタテ、ぐらいかな」とあてずっぽうを答えれば、「どうする」
「どうしようか」これといった妙案も浮ばず、むやみに腹の空いている
のに気づいたころ、某々発起人が、
 「ごくろう、ボクの席でいっぱいどうか」
 「ありがとう、おごってくれるなら、メシのほうが、ありがたいが」
 「ボクも、腹ペコでな」
 「わかった、ごちそうになろう」ビールの立ちのみだったのが、腰を
すえてのウィスキーにかわり、ふたたび、
 「赤字が出たか」
 「カタテとちょっと、ぐらいかな」
 「どうする」
 「一軒泣かせるか」
 「そのときは、応援しよう」
 一・二次会では顔のみえなかった今村捷次君が、三次会にあらわれて、
私の隣に腰をおろすなり、
 「今夜がおわったら、何をはじめるか」
 「オレか、商売のほうもやらんとね」
 「こんどの同窓会には、中沢博司を一枚加えたかったな」
 「ヤツは、先刻ベトナムから祝電を打ってきてたぜ」すると、だれかが、
 「あの祝電は、ありゃウソだ。ベトナムのヤツが、同窓会のことなん
ぞ知るもんか」
 「だれだ、そんな電報打ったヤツは」
 土井会計担当幹事が、さきほどから一向に酔ったふうもなく、腕ぐみ
などしているので、
 「三次会だけでも赤字にしてはいかんな、会費を徴収してしまおう」
 「それが、困ったことに、この店では今夜この場で勘定できんらしい」
 「じゃ、これづつ集めるか」と指を立て、
 「やむを得ん」土井君、やおら起ちあがり、上座あたりから、ひとり
ひとり巡回しはじめました。みずからタマひろい、とはよくもいったも
のです。
 
 ■ 収支報告書
 
 不運にも三次会に列席の諸君には、おわびと感謝をこめて告白しなけ
ればなりません。見こみで頂戴した分から、数日後あきらかになった勘
定を差引くと、おつりが出てしまい幹事の判断で、以下に別途金として
充当いたしました。


 会場・飲食費……1950 | 会費………2190
 謝礼・出演料……0550 | 祝金………0020
 事務・連絡費……0696 | 別途金……0286
 雑費・諸経費……0228 | 立替金……0928
──────────────────────
         3424 |      3424

 以上は、土井会計担当幹事による、きわめて詳細な《精算書》をもと
に、便宜的な大項目に分類したものです。立替金については、一部を某
々発起人の応援を得ており、今まで一軒も泣かせることなく健在です。
しかし、なりゆきからして、立替金は寄付金ではありませんので、次の
方法を鳩首案じました。
 
 ■ 実況録音売ります
 
 たんなる記念として保管すべく収録しておいたものですが、モノラル
ながら秒速十九センチで採ったものを、入念に編集し、四十五分にまと
めあげてみると、なかなかまとまったテープになりました。
 欠席者のなかから、当日の写真その他を実費で送ってもらいたいとの
申し出があったのをヒントに、写真はこのとおり印刷して総員五百数十
名にお届けすることとし、テープにかぎり、二分の一から三分の二の利
益を見こんで、お買いもとめいただくことにします。いうまでもなく、
その利益を立替金に補充するのですが、成果やいかに。あんがいおつり
が出たりすると、またもや困惑の事態を生じますが、それもこれも私設
なるがゆえ、お叱り・お問合せ・お申しこみは、京都市南区唐橋西平垣
町:アワ・ライブラリーで受けつけます。頒価は、秒速十九センチ七号
リールで金三千円也、九・五センチ五号リールを金壱千五百円(各送料
共)で、現金書留をご利用の上、ダビング完了まで約一ヶ月お待ちくだ
さい。
 
 ■ 九十日
 
 七十五日はおろか、百日を過ぎたころに、ようやくこの《始末》記が、
諸兄諸姉五百数十名の机下にたどりつくわけです。お約束した範囲では、
記念写真一葉をご出席の方だけに発送すればよかったのですが、私設な
るゆえに私の独断で、わが《ライブラリー・レポート第三号内号》に独
立させての長口舌になりました。念のため申しそえますと、当号内
号にかぎり約六百部に限定し、関係各位を超えて用いることはありませ
ん。
 末筆ながら、さまざまな励ましとご協力をいただいた諸兄諸姉は他に
もおおく、つつしんで感謝いたします。再会まで、日々のご健斗を祈り
おります。                      (19710415)
 

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(20060109)(20160323)


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