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■ (日記) 自分の事ばかり・・・・・・
前回の日記に相通ずるものかどうかはわからぬが・・・・・・。 アタシが生まれた昭和の良き時代は、物が無くなれば隣の家に駆け込み、味噌だ醤油だ、はたまた米なども借りたもんだ。 そのお返しにおかずなどのおすそ分けを持っていく。 要は持ちつ持たれつの精神である。
誰が多く貸して、誰が損してるだの得してるなどと揉め合う事も無く、助けられる人が助けリゃ良い、自分も助けられるようになったら助ければ良い・・・近所中がそんな考えだったような気がする。
昔、17歳で一人暮らしを始めたばかりのアタシは、給料前に底を突き2日ほど飲まず食わずで居た。 その時クリスチャンだったさして親しくも無い友人が黙って5千円くれたことがあった。(当時の5千円はかなり大金だ) 『給料日には返すからね』と言ったら「良いのよ、返さなくて」と言う。 「何故?」と聞いたら、その友人はアッサリと「人様に何かを与えさせて貰えると言う事は一個得を積めると言う事なの。どこかの国じゃ、与えられる人が威張ってて、恵む人が恵ませて頂いたと感謝するのよ」と笑いながら言っていた。 「日本人は卑屈な民族だから恵みをもらう事に抵抗あるみたいだけど、必ず人間って生きてる内には金品だけではなく何かを与えたり与えられたりしているものだし、そもそも何かしらを与えてるからこそ何かを受け取れるんじゃないのかなぁ・・・」などと解るような解らないようなチンプンカンプンな事を言っていた。 (凄い!! この人ってなんて出来た人なのだろう・・・・・・一体何者!?)と、その8つばかり年上の友人が神のように思えた。 むろん給料日に彼女の好きな花の小さな花束を添えて返したけれど、彼女は「得が一つ消えちゃったじゃない・・・」と睨みながら苦笑いしていた。 そう言えば、その人に「罪を憎んで人を憎まず」と言う言葉も教わった。
何か今の日本人って自分の事ばかりが大事で、攻撃は最大の防御的に誰かを責めていなければ落ち着かないみたいで、人に対して刺々しい。 腹を探られれば誰だって黒かったり茶色だったりグレーだったりする部分も有るくせに、人に対して許し合ったり認め合ったり与え合ったりしようとはしない人が多い。
助けられる人が人を助ければ良い。助けられるようになったら人を助ければ良い。 彼女も言っていたこの言葉が、何か魔法の呪文のように心の中に根深く残っている。 単純な事なんだろうけど、出来そうもない事であり、でも、皆がそんな気持ちになれたら日本は素晴らしい国になるんだろうなぁ・・・。
2008年07月03日(木)
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