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■ (日記) オカマ歌謡ショー無事終了
佐藤めぐみショー、大盛況(?)の内、無事終わりました。
彼女(?)時間間違えて来ましてね・・・・・・。 9時ごろ「こんばんわ〜〜!!」と勢い勇んで入って来たものの、その時点で店に居たのは、ぇみちんとアタシだけ・・・。 一瞬皆でキョトンとした。 「ナニ時間間違えてんのよ、うちは10時50分からでしょうに・・・」と笑いながら言うと「ありゃ、こりゃいけない!! え〜と、どこの店だったっけか?」と慌てふためき出て行った。
10時ごろから客が揃い出し(本当にウチは客足が遅い店だ)ギャラリーは息子&ももまんカップル。てつ夫妻。ぇみちん。ダウアー。たかちん。コマキ。ロザリーカップルの10人のみ。 1000円ずつのショーチャージを徴収と言う事で、丁度ギャラ分の1万円が勢ぞろいした訳だ。 カラオケ分はアタシの負担。したがって2000円の赤字。 この赤字分はじょーじんちゃんと毒舌1&2のせいなので後に徴収しよう・・・・・・。 (ウソウソ・・・ww)
「ねぇねぇ、あのカツラ見なよ! ずっと押入れに仕舞いっぱなしだった雛人形みたいだと思わない?」 『うんうん、寝癖みたいの付いちゃってさ・・・、毛先が皆、微妙に左に流れてるよね・・・』 「ぎゃはは」
「アノ顔で佐藤めぐみは無いよなぁ・・・」 『いっそ、もうちょっとアバウトな名前にすりャ良いのにね』
そんなアタシ達のヒソヒソ話の中、ショーは始まった訳ですが、オハコは演歌ばかりなれど、歌は本当に上手かった。 そしてオカマの割には生真面目で、優しいお人柄も伺える。いかにも人情味豊かそうな人だ。 彼・・・ア・・・イヤ・・・彼女、有名歌手の前歌や喉自慢の審査員とかが本業だけ有り、流石に声量も歌心もある。 しかし見た目はどこから見てもやはり、浦和辺りのオカルトゲイバーのオカマちゃん風情。
結局ウチの店が最終だったらしく、乗せ上手なメンバーゆえ、時間をオーバーし、一時間ほどショーをやってくれた。 ハヤシライスを少し食べ、皆と会話し、宿泊先のホテルへと帰っていった。 帰り際、見送ったアタシに「この店のお客さんは皆温かくて良い人ばかりだわね〜」と呟いた。 『ええ、それが何よりの自慢なの・・・』 「又来年もよろしくね」 『うんうん、待ってるからね』 めぐみちゃんは黒いロングドレスにコートをはおり、寒そうに足早に消えて行った。
しかし、ああやって車一台で気楽な一人旅で全国を廻っていると言うのも良いもんだよなぁ・・・・・・。本業が入れば本拠地の奈良に帰るらしい。 彼女は行く先々で沢山の人情ドラマ体験を経験した事だろうと思う。 昭和の旅芸人を彷彿とさせる温かみが有る人だった。
又来年も松本に来るらしい。 もし黄色い看板見つけたら、再び「こんばんわ〜!!」と勢い良くドアを開けて欲しい。
2007年11月17日(土)
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