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■ (日記) ミュウー&金蔵日記 4日目早朝 &続き
アタシャ今日はまだ一睡もしてない。 今何時だ? 5時15分か・・・・・・。 遣り切れないよ・・・・・・ったく。
昨夜は11時まで待てど暮らせど誰も来ず、珍しく隣の焼肉屋から韓国語のカラオケで盛り上がる声が聞こえていた。 せめて12時まで店に居ようと思ったが、猫達の事も気がかりだったので早目に切り上げて帰って来てしまった。なので物理的にお茶ッ挽き。(ハテ・・・、物理的と言うか?)
ミュウーは玄関のドアを開けるとアタシを出迎えてくれ、アタシと一緒にアタシの寝室まで来、たまにベッドの上に飛び乗りはするが、「よしよし此処でネンネしなさい」と撫でると、時折まだシャーシャー、フーフー言いながら隣の和室(パソコン部屋)の押入れに行ってしまう。
「そうそう気を許してなるものか」と言うところだろう・・・。 ミュウーも気位が高く、素直じゃないので、ミュウーなりに駆け引きをしてるんじゃなかろうか・・・・・・。
しかし5〜6分置きにアタシの部屋と金蔵が居る居間の引き戸の前を行き来し、なにやら落ち着かない落ち着かない・・・・・・。 (ちなみにアタシの寝室にミュウーのトイレと餌場がある。) 餌を少しつまんでは用も無いのにトイレを掘り堀りし、アタシのベッドに飛び乗り、飛び乗った途端又降りる。そして居間の引き戸の前に行きその引き戸をこじ開ける事5〜6回。 金蔵が気になって仕方ない様子。 けだもの的嫌悪感から、怖い物見たさの興味に変わりつつはあるようだ。 しかし、金蔵がすっ飛んできて金蔵の姿を見るやいなや「シャー!フゥー!」言いながら和室の押入れに逃げている。 (バッカじゃなかろうか・・・。んじゃ、開けるなよ・・・・・) 金蔵は鳴きながらミュウーの姿を探してる。
と、まぁ・・・、夜中からこんな事の繰り返しでもしも鉢合わせした時に乱闘になってはいけないと、アタシもフゥーリィーも全然寝られていない。
今ミュウー様はアタシの足元にピッタリ寄り添い、時折足にスリスリしながら日記を書くのをじっと見守っている。 コレだけでも凄い進歩なのだ。 金蔵に興味を持ち始めたことも事実だろう。 コレで急接近してくれれば良いのだが、そうは問屋が卸すまい・・・。
ふぁ〜っ!! 眠い・・・・・・。 何でこんな時間に日記書かにゃならんのよ・・・・・・。 コレもアンタを慕うが故の辛抱ナリ・・・・・・。 ミュウーよ、その気持ちを汲み取って、早く金蔵と仲良くしてくれよ・・・。
今週の金曜はオカマショーで賑わうだろうし、土曜日は15人の予約が入ってる。こんなんでアタシの体力持つかなぁ・・・・・・。 頼むから少し寝かせてちょんまげら。
あっ!!今ミュウーがキスさせてくれた!! 進歩じゃ進歩じゃ♪
(午後又日記の続き書くかも・・・)
これからは続き 4日目午後
金蔵は拾い主であるコマキの娘達の手から、動物愛護協会に所属している人のお宅に渡り、そこからアタシの元に来た。 今しがた思い悩んで電話をしてみたら、とても親切にアドバイスをしてくれた。
1 ミュウーが神経質で臆病でシャーシャー!! フーフー!!な事。 2 ミュウーが押入れに引きこもった事。 3 ミュウーがアタシにまで八つ当たりするようになった事。 4 金蔵は人懐っこく猫懐っこく、お利巧で、トイレも他の事への順応性も抜群な事。 5 ミュウーに向かって金蔵が突進していく事。 6 散歩に出したミュウーが帰って来た事。 7 ミュウーが夜中に何度も金蔵の居る部屋の引き戸を開けた事。 8 アタシに対してミュウーが徐々に心を開いている事。
などなど順を追って説明し、半ば泣きそうになりながら必死で相談してみた。 すると彼女は笑いながらとても優しく強い声で「ミュウーちゃんと金蔵は絶対に大丈夫よ」と断言してくれて、又泣きそうになる。
やはりアタシが見込んだ通り、今ミュウーは必死に金蔵に心を開きかけているらしい。 今日無料でペット用のケージを貸してくれる事になった。 狭いキャリーケースに入れると金蔵はギャーギャー鳴きっ放しなので、そこに入れて様子を見てみる事にした。 そこにミュウーが徐々に近付いていけば占めたものらしい。
一時期は引き取ったものの、絶望的にも思えた金蔵&ミュウーのお見合いだが、猫ちゃんの専門家的な彼女のアドバイスを聞いて、凄く明るい兆しが見えた。 今泣いたカラスがもう笑っている。 アタシって・・・本当に、単細胞なんだなぁ・・・・・・。
2007年11月14日(水)
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