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■ (日記) 苦言に付いて
昨日は最近集まる新たな常連組みは一人も来ず、昔からの常連(友人)の二組だけだった。 最初に入ってきたのは(S)と言い、昔からの友人。 珍しく一人で来、数時間は他に誰も客が来なかったので、久々に色々な事を真剣に語り合った。(お互いにケッコウ対話や議論が好きなので・・・ww)
話しの大筋のテーマは「苦言」に付いて。 苦言と悪口や陰口との違いや、人に対し苦言を言う時の心積もりや配慮に付いて、互いの意見を思うままに充分に語り合った。
まぁ、アタシ達共通のある知り合いが居て、その人に付いての意見などを話している中で、話の流れからそういう話題になったのだが・・・・・・。
例えば(S)とアタシがその人の悪口ばかりを言いながら誹謗中傷したとしたらそれは立派な陰口になるのだと思う。 しかし、その人の損な部分を、もっとこうすれば良いのにね・・・とか、ああいう所がアノ人はまだまだ子供だから損をしてるんだよね・・・。等と、その人が良くなるための方向性を真剣に考えながら討論するのは決して、悪口や陰口ではないと思うのだ。
アタシは人に苦言を吐くのはあまり好きではない。人に偉そうな事を言えない自分を良く知っているし、苦言を言うのにはかなりのエネルギーが要る。 解ってくれればより一層、互いの信頼度が深まるし、関係は良くなるのだが、フンダ!!偉そうに!!などとと思われればその時点で関係は終わるので、それ相当の腹づもりで苦言を言わなきゃならない・・・・・・。 ハッキリ言って、メンドッチィ・・・。 まぁ、アタシが苦言を吐く時は、関係が終わっても良いと言う覚悟の元に吐くようにはしてるが、反対に苦言を吐くのはまだ関係を終わらせたくは無いからこそなのだ。 心底嫌な相手なら放置すれば良いだけの事だから・・・・・・。
苦言を言われた方と言うのは多かれ少なかれ凹むだろうし、自分が解りきっている自分の粗を刺されれば、痛いものだ。 だけど、あまりにも理不尽な思いをさせられた時や、コレはちがうんじゃないかぁ?と思うことは最近言う様になってきた。 ただ、闇雲に相手を非難するような言葉は使わず、言葉も無い頭で一生懸命選び、これこれしかじかでこうこうだから・・・・・・と、ちゃんと心を込めて話す。
それで解ってくれないような人はもう放置で良いんだよね?
苦言と言うのは何らかの可能性を見出したいと思うからこそ吐く愛情の言葉なんだよね?
その苦言から逃げてばかり居たら、発展性も進歩も無く、将来は孤独の一途だよね?
ようは苦言を吐いた後、相手が去るのは、アタシは相手にとって、それだけの存在だったって事だよね?
・・・・・・などなど、こんなような話しを延々していた訳で、コレに付いては互いの意見が見事に合致し、スッキリ気分になり、話し終えるか終えないかでもう一組が入って来た訳だ。
若い部下との二人連れだが、その年配者は正に(S)の同級生で、昔は毎日攣るんで母の店で飲んでいた親友コンビではないか・・・!! 昔はそんな二人なのに、仕事もバラバラ、互いに家庭もあり、最近はとんとご無沙汰だったらしく、何と、からくり箱が3年目になったと言うのに、からくりで会うのは昨日が初めてと言う珍事になった。
「昔は3人でよく朝まで飲んだもんだよね〜」などとしばし昔話に花が咲きはしたものの、爺さん婆さん故、昔のバイタリティーは無く、(S)は風邪っ引きという事で一足先に帰宅し、その後は古いアルバムを持ち出し、若い部下に3人で写っている若かりし頃の虚像を説明したりなどし、昨日も定時に店は終えられた訳でして・・・・・・。 めでたしめでたし。
2007年10月23日(火)
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