マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 丸々一日しんくろにしちぃ


昨日は丸々一日、しんくろにしちぃみたいな日だった。

先ず最初に口火を切ってくれたのはNBSの(W)さん。
やはり20年来の常連なのだが、長年転勤で松本を離れており、近年松本に戻って来てから再び常連に返り咲いてくれたと言う、ありがたきお客様だ。
彼はいつも早目に立ち寄り、一杯引っ掛けた後、軽く食事をし、次の客人にバトンを渡し、帰って行くというパターンのお客人。

二人で世間話をしながら飲んでいると、そこに昨日蕎麦屋で会った(O)さんが、さっそく来てくれたではないか。一人のお客人を連れて・・・・・・。
しかし、その人が、な、な、な、な、何と、アタシが癌で入院中同じ病気で入院し、とても仲良だった(F)さんの旦那さんではないですか!!
アタシは(O)さんと(F)さんが知り合いなんて事も夢にも思わず、世間の狭さに驚愕した。

他の客が入ってきた事で安心し(笑)いつものようにバトンタッチをし、帰って行った(W)さん・・・・・・。

(O)さんと(F)さんとで記憶をたどりながらの思い出話や、30年間の足跡などを話している内、(F)さんの奥さんを呼ぼうと言う事になり、彼女は車だったので飲みはしなかったものの、わざわざ風呂上りにも関わらず、ほんの少しだけ顔だけ見せに来てくれた。
「後は旦那をよろしくね。又改めて来るからね」と彼女が帰った後、再び昔話で盛り上がる。

するとさっき帰った筈の(W)さんから再び「珍しい人を連れてもう一度行くよww」と電話が入った。(笑)

連れてこられたのはやはりNBSの(N)ちゃん。
実に17年振りの顔だ。
彼もエポック当事の常連で、当事新卒で入社し、まだまだ初々しくカワユラシィ顔立ちの青年だった。家がエポックの直ぐ裏と言う事もあり、常宿ならぬ、常食堂代わりに利用してくれていた。

(W)さんがからくり箱を出た後、偶然に(N)ちゃんが松本に来ていることを電話で聞き、再び引き連れて舞い戻ってきてくれたと言う訳だ。

(N)ちゃんはもう40を過ぎ、2児の親父になったと言いながら、親バカよろしくww、愛娘や愛息子の写真を見せてくれ、年月の流れの不思議さを身に染みて感じた。

あっちのお客、こっちのお客とウン十年ぶりや十ウン年ぶりだらけで、チョットした寂しさとタイムスリップ感覚が味わえた・・・・・・。

同じ癌と言う病気で苦楽を共にした入院仲間も、元気そうで何よりだし、(O)さんや(F)さんも、「コノ店、良いね。これからは度々寄らせてもらうよ」と繋がってくれそうだし、(N)ちゃんも度々松本に出張があるので又寄ってくれそうだし、とても愉しい一日だった。

最終組はとあるカップルが来、歌を歌ったり楽しく飲んだりして夜も更け、2時半に看板を消し、アタシャ「きょうふぁ〜、ふぁふぉふぃふぁっふあふぁ〜(今日は楽しかったなぁ)」とあくびを一つ噛殺し、ほろ酔い気分で家路に着いたのである。


2007年06月08日(金)

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