マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (お仕事日記) 花嫁は今頃・・・・・・


皆様おはよう御座います。
今日はどんな休日を過ごすおつもりでしょうか?
絶好の秋の行楽日和ですねぇ・・・・・・。

晴れの日が4日も続き、私の心も晴れやか・・・・・・。
しかし、仕事的には、お客様の感触は益々良くなっているし、返事待ちは数件有れど、その場での契約は此処暫く低迷中・・・。

ただ、一昨日所長とミーティングをしていて、今回の給料までは保証給が保証されると言う事を知り、もの凄く(^。^;)ホッ!とした。(やっぱ一昨日は良い事あったわ)
私はもう、既に今回も歩合給だとばかり思い込んでいたのだ。
歩合になるのは、今月の16日以降からだと言う。なので、次回の給料から・・・。
どっちにしても、もう、入っちゃったので頑張らなければね。


処で話は変わりますが・・・、昨日は行楽シーズン中の土曜日と有って物凄い忙しさ。
しかも結婚式も多く、地元のマンモス(S)ホテルは満室状態。
仕事場に入った途端、器具のセッティングもままならない中、お試し客が後を絶たない。
お客様への器具の取り外しに追われ、スリッパ並べも有り、説明すら満足にしている余裕がない前半。
目まぐるしくお客様を乗り降りさせて居る内、ようやくお客様の夕食時間になり、湯上り処はほぼ無人状態に・・・・・・。

お腹ペコペコ、クタクタになって、一先ず自宅に腹ごしらえ&休憩を取りに行く。
すると、「待ってました♪」 とばかり、フゥーリィーが肉じゃが&納豆&シラスおろし、焼き魚をこさえて出迎えてくれる。

『ラッキ〜♪ フゥーリィーは本当に ヤタティ〜ネェ〜♪♪ あぁ〜腹減ったぁ〜』
目一杯のお世辞を言い(爆)ありがたく食事を詰め込み、パソコンに座り、慌しくMAILチェックだけ済ませ、そして仕事場にとんぼ返り。

そして後半の始業開始・・・・・。
後半開始時は宴会などが終わって間もないので、客もまだまばらである。
ピークの10時半前後までは、然程の忙しさは無い。

そんな中、一人の若者を一番端の椅子に座らせ、マッサージチェアーの電源をONにし、ブーツを履かせる。

『どうですか? 気持ちいいでしょう?』

「ええ。凄いですね・・・これ・・・」

そして本格的に会話を始める。

『結婚式のお呼ばれ?』

と言う私の質問に

「いいえ、明日結婚式なんです」

『えっ? 貴方自身の?』

「ええ・・・・・・」

『わぉ〜♪ それはおめでとう〜♪』

『花嫁さんは?』

「まだ温泉ですww」

彼の出身を聞くと、何と、例の【分杭峠】の在る、長谷村だと言う。
先日【分杭峠】に行って来たばかりよ。等という会話などをしている内、女性客2名が椅子に座り、4台のマッサージチエアーの内3台が埋まった。
そうこうしている内に、丁度花嫁さんになる女性が温泉から上がって来た。

『さ、さ、どうぞ、どうぞ♪ 明日の為にも、此処で緊張感と疲れを取って、明日の式に臨んで下さいね〜』

花嫁さんになる人は、とても気さくな女性で、嬉しそうに椅子に座ると「明日結婚式だって言うのに、マッサージなんかに掛かってて良いんだろうか・・・・・・。まして、端っこと端っこで・・・・・・」
なんて言いながら、ケラケラ笑っていた。

何だか私まで幸せな気持ちになる。
明日の主役が、独身最後の夜、こうして私のマッサージチェアーに座り、両端で揺られている・・・・・・。
まるで、メリーゴーランドに揺られているように・・・・・・。


真ん中に座った年配女性二人も、そんな両端のカップルに賛辞を送る。
しばし微笑ましい会話が飛び交い、数分が過ぎる・・・・・・。
時間がズレていたので、新郎が先に終わってしまい、部屋へと先に戻って行く。

年配女性達も終わり、「気持ちよかったわ。ありがとう〜♪ そして、花嫁さん、お幸せにネ〜♪」と言いながら、ニコニコ顔で部屋へと戻る。


「あぁ〜、これ、本当に気持ち良いですね〜♪」

『足がスッキリして、明日、5倍は綺麗な花嫁さんになれるわよ〜♪』

「(⌒^⌒)bうふっ! 本当・・・・・・」

そんな会話を皮切りに、たった10分のうちに、色々な話をした。

とても明るく、美人で、可愛らしい、サッパリスッキリした、好感の持てる花嫁さん。私は彼女の安らかな笑顔を見ながら、自分のその頃を想い出していた。

『緊張する?』

「うん・・・・・・、やっぱり明日は緊張するんだろうなぁ・・・・・・」
彼女は、明日を想像するかのように、ソット目を閉じ、思いを巡らせている。
その顔がとても初々しく、美しい・・・。

私は彼女達が幸せになれるように、精一杯の祈りを込めて、パワーを送らせて貰った。


やがて器具の電源が切れ、彼女が夢から覚めたように顔を引き締める。
私の手と、自分の手を合わせ、彼女は「本当、幸せになれる気がしてきた〜♪ 家に帰ったら早速HP見させてもらいますね〜♪」と、満面の笑顔を向け、部屋へと戻って行った・・・・・・。



今朝の7時から、美容室入りし、お嫁さんの支度を整えて貰うと言う・・・・・・。
今頃はきっと、美しい内掛け姿の花嫁さんに変身している事だろう・・・・・・。
そしてもう直、三々九度の杯を交わすのだ。
明日からの幸せに夢をたくしながら・・・・・・。


(^_^*('-'*

(^-^)PAN!。.*'゜.*・'゜'*オ



末永くお幸せにネ〜♪


今日の一首

花嫁と 花婿乗せて 動いてる
マッサージ椅子の めりーごーらんど




2003年10月19日(日)

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