睦月の戯言御伽草子〜雪の一片〜
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道標過去へそれから


2002年04月09日(火) この宿に居るわけ・・

と、聞かれても僕自身わからない。

話によると、雪と一緒に降ってきたらしい・・
この宿にきたのも、三叉路の六地蔵につれてこられたらしい・・

「運ばれてきたのですよ。」

と、主人は言うが・・
まさか、昔話のように、そりにのせられて、笠のお礼に運ばれた、米俵のように・・・?

その辺の記憶はないので、深く聞かれても困る・・


あ、ここは、地蔵まで動くんだ。
動いたの見たことないけどね・・

一見、古い旅籠の様だけれど、中は広い・・
でも、このお茶室だけは勘弁して欲しい・・
庭の眺めはいいけど、、狭いんだよ・・・
というか、お茶、苦いし・・
何より正座が嫌だ。

「静座っていうんですよ。」
と説明されたけど。

周りも静かなのに、自分まで静かにしたら、寂しくないのか?って聞いたら

「お茶を点てるときはそんなもんですよ。」
って、笑ってたっけ。


お地蔵様の資料は『ojizosan.com』を参考にさせていただきました。
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