俺は蕁麻疹の原因と対応について、スマホで探していた。 でも、なかなかこれと言ったサイトを見つけることが出来なかった。
奥さんは、「電話で聞いてみる!なんなら、タクシーで行って来る!」と言って夜間診療の病院に電話を掛けた。 しかし…
「結局こちらに来てもらっても、アレルギーの薬を出すことしか出来ないし、ご主人の薬があるなら一旦それを飲んで様子を見て下さい」とのこと。
それでも、かなり丁寧に説明してくれたので、奥さんも一安心した様だった。
その頃、俺もそれなりのサイトを見つけ出すことができて、「蕁麻疹のほとんどの場合は原因不明で、薬で治めるしかない」ということに辿り着いていた。
また、「内臓に関係あることはほぼない」ということも知れた。
俺も一安心…ほっ。
奥さんも、俺の薬を飲むことへのためらいが消え、ゴクリと薬を飲んだ。 それでもすぐに効果が出るわけじゃないし、20〜30分は様子をみようということになった。
その間暇なので、夫婦で話し込んだ。 (俺も様子を見たかったので、寝なかった) 他愛のない話をした。
時計は午前3時を過ぎていた…
ありゃりゃ。 あと1時間ちょっとで俺の起床時間か… 今日は仕事中に眠くなるかもなぁ… なんてことも思ったけど…
まあ、たまにはこんな日があってもいいさ!ってね。
さすがに心配だったもんで…
<あと一回続く>
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