BOØWY CØLUMN : ボウイ・コラム (ココは跡地です。現在は→http://blackie.blog.shinobi.jp/←)
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2005年01月30日(日) Column 10≠GUITARIST 8

何度も言うようですが、エフェクターやアンプは機械です。もっと言えばギターもかもしれませんが・・・。
しかしギターは人によっては生き物と考える人もいます。エフェクターやアンプもしかりですが・・・。コレばっかりは人それぞれなので。


機械は命令通りのことを忠実に再現してくれます。
例えば、布袋氏が俺の部屋に来たとします。そして俺が布袋氏に「BOØWY期の音が欲しいです」と言ったとしましょう。
恐らく布袋氏は俺の手持ちの機材で、BOØWY期ソックリな音を奏でてくれることでしょう。
しかしそのセッティングのまま、俺が弾いたとしたら・・・。
多分、全く違うサウンドとなって出力されるに違いありません。
ましてや布袋氏でさえ、その頃のサウンドを再現できないかもしれません。


大体、BOØWY期の音は、今から20年近くも前のサウンドです。
現在は技術も進歩して、各アンプのシミュレーターなども発売されています。しかも安価で。なのにどうして布袋っぽい音が作れないのでしょうか?
理屈から行けば、簡単なはずです。20年も前の音をシミュレートするだけですよ?


答えは簡単。やはり「人間」が弾いているからです。
どのエフェクターによるもの・・・とかいう考えは完全否定はしませんが、そこばっかりに頭がいくのは、ちょっとどうかと思います。


さて次回からは俺なりの音作りに関してのやり方みたいなことを書いて行きたいと思ってます。

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