色々あって、またしても心が折れてしまった。 そう。 この恋は、あまりにも危険すぎたんだ。 自分をどんどん壊して行くだけだから。 そんなの、馬鹿みたいだから。 自分を守る為に すごく勝手だけど 彼を諦める事にしました。 さようなら。 あなたのことを少しでも理解してあげたかった。 たまに見せるとびきりの笑顔が好きだった。 出来る事ならあなたの夢が叶うように隣で見守っていたかった。 真剣に物事に取り組んでいるときの横顔が好きだった。 あのときそっと差し出してくれた傘は一生忘れない。 あなたがしてくれる話はあたしの知らない世界のことでとても面白かった。 モデルにしてくれた時の写真はもう貰えないのかな。 手元にあっても困るだけかもしれないけど。 年なんて関係ないよって言ってくれたのも嬉しかった。 一緒の空間にいられるだけで満足だった。 あの曲を聞けば無条件であなたを思い出す。 何を考えているか読めないその行動パターンに何度も翻弄させられた。 それでもとにかく好きだった。 羅列して行くときりがなくなってしまう。 でもそれくらい、あたなはあたしにたくさんのことをくれた。 いつかきっとあなたの前で昔と同じように笑えるように努力するから・・・ 今だけは。 あなたの顔は見れません。
|