ぼんやり日記
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2002年12月25日(水) 闇は光に打ち勝たなかった

いまは いまは ちっちゃいほのおだけれど
みんなが集まれば 大きなほのおになるよ
灯して 灯して 夜が明けるまで
灯して 灯して 主が来られるまで
灯して 灯して 夜が明けるまで
それは神の愛


クリスマスのキャンドルサービス。
会堂全体の電灯を消すと暗くてちょっと怖い。
一つの小さなろうそくの炎では、何のたしにもならない。
でも、それを一人一人が手にしているろうそくに火をリレーしていくと
会堂全体がほわっと暖かい灯りで満ちあふれる。

暗闇が濃くて深いほど
ほんの小さな灯りであっても、とても大きな希望となる。
世の暗闇が大きければ大きいほど。
こうしている今も、この日本で、もしかしたらすぐそばで
虐待されている人がいるかもしれない。
助けを求めることさえできない暗闇の中にいる人たちに
この光が届きますように。
世界中の暗闇に、アジアの、日本の、この地域の暗闇に
私の中の暗闇に、光が届きますように。

先日もあるニュースを聞いて、背中に冷や水をかぶせられたような
恐怖に襲われた。寝られなかった。
神様、どうすればいいのでしょう。恐怖で泣くこともできず
吐きそうになりながら震えていた。
私には何もできません。この暗闇と戦えません。
この暗闇の中で生きていくことはできません。
そう神様に語りながら、自分の弱さが悲しかった。

小さなほのおだけれど、神の愛を知ったから
祈るしかないけれど、祈ります。
暗闇を憎みつつ、そこに光が掲げられるように祈ります。

クリスマス、おめでとうございます。
空前絶後の暗闇の中、孤独に十字架の苦しみを受けられたイエス様に
驚くべき感謝と賛美をこめて。ありがとう。


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