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《ロード・トゥ・パーデション》&《インソムニア》 ビデオ - 2003年04月30日(水)

☆ロード・トゥ・パーデション
評価8点。(2002・米・119分)

舞台は1931年、大恐慌時代のアメリカ。
子供に内密でマフィアの殺し屋をしていたサリヴァン(トム・ハンクス)はある日、組織のボス、ルーニー(ポール・ニューマン)の息子コナーと仕事中に殺しの現場を長男のマイケルに目撃されてしまうのであった・・・
ギャング映画で親子で逃亡しながらお互いの絆を深め合って行くシーンがみどころですが、それ以外にも血は繋がってないけど、親子みたいな関係のサリヴァンとルーニーの関係も上手く描写しています。
ただ、登場人物の関係が途中までわかりづらかったような気がしました。
でも、トム・ハンクス以外の人が主演だったら平凡な作品に見えたかもしれませんね。さすがだなあと感心しきり。息子に車の運転を教えてるシーンがとっても印象に残りました。

☆インソムニア
評価6点。(2002・米・119分)

こちらは舞台はアラスカ州です。アラスカにやってきたロス市警の刑事ドーマー(アル・パチーノ)。彼はそこで起こった猟奇殺人を解決しようとやっきになるが…。その時期アラスカは太陽の沈まない時期。彼は不眠症(インソムニア)に悩まされ…

同僚を殺して犯人と共謀して行く展開は見ごたえがあり2大スターを演出しています。ただ、ロビン・ウィリアムスの悪役はちょっとミスキャストかなあと思いました。
アル・パチーノは熱演してるもののアクションシーンがどうしても物足りないなあ。苦悩溢れるシーンはいいのですがね。
作品自体に、サイコサスペンス的な宣伝であるが怖くなかったというのが正直な感想。
人間の奥深い所に潜む心の葛藤を描いた部分の方が印象的ですね。
でも、もう少し謎めいた部分があってもよかったかなあ・・・






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