仕事から帰宅すると、ムスメと、同学年男子２人が玄関前ではしゃいでました。
最近この子らと帰るみたいなんですよね。
ケタケタ笑いながら帰っているので楽しいらしい。
女子に目をつけられない様にね・・・。

で、男子二人がふざけている。
それを見て笑うムスメ。
一人が、もう一人の鍵を奪う。
ポケモンのキャラクターがついたキーホルダーに、鍵がついている。
キャラクター部分を側溝に落とそうとしている。

持ち主が、慌てて『やめてよー』と言って奪い取るも・・・。
側溝のふたに引っ掛かって、取れない。
あっ！そんなに無理に引っ張ったら・・・！！

はい、落ちたー。
落っこちました。
ぶちっと切れて、キャラクターだけ側溝の底へ・・・。
どーするん・・・諦めるしかないよね。
あんたのせいじゃないしさ、お母さんも分かるでしょ。
『やべえ・・・めっちゃ怒られる・・・』
マジか・・・。
その顔、マジだな。

えー・・・しかし何とかすると言っても・・・。
菜箸・・・は届きませんでした。
長い棒・・・でどうにか・・・。
ひっかかったりしてくれたらいいんだけど・・・。
前にスプーンみたいのくっつけたら・・・側溝の格子の隙間を通らないしなぁ。

この長い棒に取り餅みたいにガムテープをくっつけたら・・・？
テープをくっつけてみる。
それを見て『俺がやりたい！俺のだし！』と主張してくるが、無言で却下。
失敗できないので。

つるつるした素材だからくっつかないかな〜？と思いましたが、無事に救出しました。
側溝に変な虫や汚いゴミが入っているのは見なかったことにして。
いやはや、頑張りました。
『でもこれ、くっつかない』
そりゃ無理だよ。取れた部分を接着剤か何かつけて・・・それは家でやってくれ・・・。

『こうしたらくっついたよ！』
・・・少しでも振り回したら取れるからな。
ごまかせないからな。
せめて失くしていないのだから、それで勘弁してください。
と、家に無言で入りました。
やれやれ。