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随筆
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2016年04月25日(月) 運転


祖母の葬儀の翌日。
母から依頼。
『なあ、お父さんの車を親戚の家に取りに行かなきゃならないんだけど』
・・・あの高級車を・・・?
『お父さん寝てていつ起きるか分からない』
まあ・・・前日泥酔でしたからね。
三時間くらい、母の車の中で寝倒したらしいです。
三時間後、これはあんまりだろ・・・と家の中に促すも、泥酔しすぎて抵抗されて大変だったそうです。
お疲れさまです。

親戚の家ならまだしも、ご厚意でお借りしている家の駐車場なので。
父がすっきりするまでは待てん・・・ということで。
トヨタさんの高級車を運転するときが来たのであります。
これに乗り換えたとき、私は絶対運転しないから、運転するなら酔うな!と厳命したのですがね。
まあ、そんな厳命はあっさり無視されますよね。
しかし、それでも今まで運転せずに来れてたわけですよ。

ちなみに、高級車ですがもちろん新車じゃありません。
ウソみたいな値段で買ってきたので、これ事故車じゃないの?と言っていたら、案の定、その後起こしたプチ事故にて事故車だったことが判明したぼろ車です。
トランクに不具合があるだけなので大したことはないんですけど。

さて、そんな高級車。
母のうんざり顔を前に快くOKしてみたものの。
『あんた、鍵のさし方わかる?』
は?鍵なんてどれも一緒じゃないの?
『こんな鍵よ』
と、見せられたのはキーの形をしていないただの四角い物体。
何これ。
『サイドブレーキの外し方もわかるの?』
違うの!?

・・・・・・ま、無理だったら父がすっきりしたときにもう一度行けばいいんじゃない?
ということで、不安だらけのまま出発。
母、大変怪訝そう。
『わからないのによく引き受けたな』と。
いやだって鍵の形が違うとか、想像もできんかったですよ。
あんたの顔も有無を言わせない感じだったし。

ドキドキしながら乗車。
サイドブレーキは、父が昔乗ってたやつと一緒だったので何とかなった。
椅子・・・もっと前に・・・どうすれば・・・まあ・・・届かなくはないからいか。
肝心のエンジン。
えっと・・・形はここが酷似しているから・・・ここにさせばいいんだろう。
えい。
刺さった・・・で・・・隣に『エンジン スタート ストップ』という表示があるボタンがある。
よし、これを押せばいいんだ、きっと。

エンジン無事にかかりました。
信号待ちで椅子も無事に動かせて一安心で帰宅。
車庫入れにてこずりましたが、なんとか入れたぞ。
と、エンジンを切って外に出る・・・うん、もう少し寄せた方がよさそうだ・・・と、もう一度車に乗り込んで同じ様にエンジンをかけようとするが。
あれ?かからない・・・何度かボタンを押してようやくかかるが、隣に駐車する母帰宅。

やっぱり一筋縄ではいきませんでした。
母は頑張って、狭い駐車場に入れておりました。
駐車が苦手な母にしては頑張りました。


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