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随筆
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2016年04月23日(土) 永眠


祖母、永眠しました。
数日前、CTをとり、そこで変化がなければ積極的な治療をやめる・・・ということになっていました。
結果、あまり変わってないということで。
栄養はそのまま点滴し、薬をやめたところ。

数時間後に脳梗塞を起こしたそうです。
午前二時だったそう。
その日に、家に帰ってきた祖母を見に行きました。
とても色艶のいい肌で、安らかな寝顔でした。
ずっと帰りたいって言ってたもんな。
帰ってこられたよ。
と、心の中で話しかけました。
あまり眺めていると泣きそうだったので、早々に帰りましたが。

いやー、泣くもんですね。
身内が亡くなるの、物心ついてからは初めてなんですよ。
知らせを聞いてなんだかぼーっとして、その後涙が出てきました。
その一方で『ああ、こうなるんだ』と俯瞰する自分もいて。
不思議な感覚でした。

しかし、通夜では泣けず。
子供たちを制御しながらだってのもあったんですが。
読経してくれるのが、同級生。
いや、檀家なのは知ってたし、一度親戚の家に行ったら読経に来てたりしてたんですよ。
いよいよちゃんと継いで、立派に読経してるんですもの。
従兄弟とは中学時代に、私とは高校時代に同じクラスだったという同級生。
途中、お釈迦さまの話とかしてくれるけどちっとも頭に入らん。
『あっとちった』とか『今の間何?』とか・・・いらんこと考える・・・つーか、住職に親近感があるとダメだ。
笑える。

知らせを受けた朝に泣けたくらいだから、通夜とか泣くかもと思ってたのに。
ちっともそんな気にならなかった・・・。
次の葬式は弟子的な人も連れてくるもんでさらにですわ。
話したかったな〜。

そして葬式こそは・・・と思うものの、やっぱり駄目。
特に子供たちがいなくて、同級生つながりの従兄弟と隣なもんだから・・・お互いの空気が伝わって倍増して・・・不謹慎なんだけど・・なんだけど・・・無理なもんは無理・・・。
この宗派のお葬式は初めてでした。
このお経は今からこうする為のもの・・・とか説明してくれます。
分かりやすくて眠くはならない。
が、それをするのは同級生。

悔いなく送り出せたからだということにしておきます。
火葬された後の方がやっぱり泣きそうでした。
同級生いないし。
本当にいなくなったのを実感したのもあります。
だって棺の中の祖母、すごくきれいだったんだもの。
人形の様でしたが、とてもきれいだったんです。
ムスメも収骨しました。
とても長い二日間でした。


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