最近、息子の好きなアーケードゲームに興味を示しだしたおっさん。 どいつがどこに出現するかを調べたり。 動画サイトで、強いやつが出てくるところを見てみたり。 何かにつけてご褒美と称して毎週連れて行っている。 私的には教育に悪いんだけどなぁ。
そしてそんなおっさんが突然思いついた。 カードを整理するぞ! ウキウキしながらやっている。 おっさんがウキウキするのはたいていろくなことじゃない。 ちょっとのぞいてみると。
箱の中にびーーっしりとカードをつめている。 カードと言っても、それなり二ミリくらいの厚みがあるんですよね。 それを色別に分けて番号順に並べていってる。 ・・・こんな大量のカードどこから持ってきたの? 「二階にあったのを集めてきた」 え・・・もしかしてアレも? 「うん」
アレとは。 S太とムスコが秘密基地の必須アイテムと称して作ったもの。 衣装ケースを裏返すと、ちょうどカードが入るくぼみがあるんですよね。 そこにずらりと並べていたんです。 崩されるといやだからって、おっさんの部屋にわざわざ避難させてたくらいでね。 まさか小学校のお友達ではなく、おっさんが崩してるとは夢にも思うまい。
文句を言うと「この方がすっきりしてて気持ちいいじゃないか」とのこと。 ・・・それ、崩したら怒るんだろ? 「そりゃそうだ」 子供のものなんだからさぁ・・・子供は崩すもんじゃん? 「これは見たいときだけにこっそり見るものだ」 ・・・趣旨が変わってる。 「それに、こいつら弱いから実際ゲームでは使わないじゃん」 そりゃそうなんだけど・・・。 何でお前がコレクションアイテム作ってんの?
なかなか隙間が埋まらないので、いろんなところからかきあつめたおっさん。 そして泣き声が響き渡る。 「あたちのカードが少なくなったあーーーーー!!」 ムスメは箱の中にカードを入れていたのですが、それこそ箱がパンパンになるくらい集まってたんですよね。 それがなくなったのでご立腹。 ほら見ろ。 大人の「きれい」は子供には邪魔なだけだって。
結局ムスメにほんの少し返し、手の届かないところに置かれた、整理したカードわ入れた箱。 ・・・全く子供用じゃなくなったのは・・・気のせいなわけがあるまい。
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