おままごとブームが続いています。 最近は、ご飯を食べ終わったりするとすぐに『これ、あそぼー?』とおままごとキッチンを指さします。 承諾すると、まずはお茶セットが出てきます。 ちゃんと受け皿つきのお茶セットです。 『どっじょ』と、差し出されたお茶を飲み干します。 マイムです。 芝居の練習にもなります(え?) いかに『飲んでる』感をだすかがポイントです。
飲み干して、『ごちそうさま』をすると、『まだある!』と、ポットが出てきます。 無限にお茶が出てくる、魔法のポットです。 ポットからお茶をだすときは、誰もしていないんですが、ポットを振ります。 なんで『お茶をつぐ』のに、ポットを振る必要があるんでしょう。 そうする子、多いですよね。 何がお手本なんだろう? まるで本格的な紅茶のお店で、高いところから注ぎ、最後にちょっとポットを振る・・・。 そんな感じに似ています。 そんな店に連れて行った覚えはありません。
さて、無限に出てくるポットが登場した段階で、ループに突入です。 いくら『ごちそうさま』と言っても終わることのない無限ループ。 わんこそばの様に、カップを伏せないと、ポットからお茶が注がれてしまいます。 試しに、カップを伏せてみました。 すると『こうじゃない』と言われ、カップを戻され、お茶が注がれました。 わんこそばの店員ですら、伏せたものをもう一度戻すなんて暴挙はしないはずなのに。 一度始まった無限ループは、ムスメが飽きるまで続きます。
ためしに、『お腹がいっぱいだー』と言って、寝転んでみました。 『まだある』と言われ、お腹をぎゅうぎゅう押されました。 『苦しい』と言って、うつ伏せになってみました。 『まだある』と、頭をたたかれました。 そのままうつ伏せで無言を貫いてみました。 髪の毛を引っ張られ、泣かれました。 嘘泣きです。 泣きたいのはこっちです。
そうしてまた、無限ループに付き合うことになります。 この時点で、『飲んでる感』などにこだわる気力は失せ、カップを口につけ、戻す作業を延々と繰り返します。 そして相手も、お茶を注ぐ動作を繰り返します。
いつも、終わり方は覚えていません。 いつの間にか終わっています。 子供とのおままごと・・・ほんわかしたイメージとは程遠い、無限ループ地獄です。
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