バスを待っている時、一人の中学生女子が通りかかった。 ちょっと小柄な女の子。 普通だったら挨拶して通り過ぎるところだが、話しかけてきた。
『来年から小学生?』 いんや、まだ年中さんだよ〜。 『じゃあ二年後か』 そうだね〜。 『今日行ったら明日はお休みだから、頑張って行くんだよ』 ・・・? ムスコ、嫌そうにしていたわけでもないと思うんだがな・・・。 『私も今日は風邪気味なんだけど、今日で最後だから頑張って行くの』 そ・・・そっかぁ、偉いね〜。
そしてその後も。 『今日さえ頑張れば明日お休みだからね』 を繰り返す。 ムスコ、土曜日も幼稚園だけどね★ 本人が望んでることだけどね★ しかも土曜日は久しぶりの弁当日で、すごく楽しみにしているけどな・・・。
そして、いってきまーす・・・と、とぼとぼ去って行きました。 学校・・・嫌いなのかなぁ。 ま、私も学校大嫌いだったから人のこと言えませんけどね。 ムスコはビクビクしていました。 『怖くないよ〜』って言われましたし、まあ実際はちょっと不思議な子ってだけで怖くないんですけどね。 本能で何かを悟ったのかしら。
その中学校は我が家のすぐそば。 その日中学校を見るたびに、 『あの子は無事に楽しめているかしら、風邪だと言っていたけど早退してないかしら』 と、余計なお世話なことを思っていました。
しかし、昔だったら道行く人に声をかけられるってそんなに不思議なことでもなかったんじゃないかな〜と思ったりして。 今だからこそ『知らない人に突然普通に話しかける』行為が不思議な感じがしますけどね。 他人が当たり前に挨拶できて、当たり前に会話ができる世の中って、多分すごく平和な世の中だな・・・と思うと、この不思議に思う感覚がちょっと残念だったり。 あの子が浮いてなきゃいいな〜。 ・・・浮いてるんだろうな〜・・・。
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