Kyoto Sanga Sketch Book
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2008年02月10日(日) さつま町キャンプ VS横浜Fマリノス

2月10日。横浜Fマリノスとの練習試合。
場所は宮崎市のシーガイヤイベントスクエア。
青い小物を身に着けたマリノスサポが目立ちましたが、
紫の小物、マフラーの京都サポもちらほら。

日向にいると南国の太陽が照り付けて、日陰に入ると寒さも感じる、
海に近い宮崎らしい変な気候に右往左往。
そうしているうちに良い場所をとられていることに気がつきました。
メイン側の建物の階上にも見学者が並んでいる。

1本目は意外と攻めあがっていて、2本目は守っている時間が多く。
つまり、全試合が私たちの場所から随時遠くで行われていて(笑)、
ゴールシーン等あまり見えなかったのをお断りします。

分析とかも全くできないので、とりあえず見たままを。


■ 一本目

 田原 柳沢
        大剛
   中山 石井  
     斉藤
中谷 手島 森岡 角田
     水谷

どういうシステム表記をすべきか試合中から悩んでいましたが、
私のメモと公式サイトの出場選手の表記の並びを見て納得でした。
(公式の”斉藤、石井、中山、渡邉”は自陣ゴールに近い方の列からの右から順の表記なので)
上の感じ。
(新聞には”変則2トップ”とあります)

まず、この一本目の試合がどれだけ参考になるか疑問。
何故かマリノスがサンガに攻撃をさせて(させられている気すらした)、
ゴール前に引いていることが多く。
(あれは絶対何か企んでただろ>鞠さん)

あの強靭なDFたちを中心にあれだけ数を揃えてゴール前に固まられては、
とてもフィニッシュに持ち込めるはずがない…。(とここはサンガを擁護しとこ)

パッと見、田原と柳の2トップに見えたのですが、
大剛が右の前に張りっぱなしで全然降りてこず、
そのかわりに角田がかなり前後に動いていました。
斉藤は底にいてあまりサイドに流れずパスを供給。
中山と石井がトップ下で盛んにポジションチェンジをしていました。

ただし、大剛と角田の連携がいま一つ。
前に張るだけでは入替え戦で見せた大剛の突破力が生きず、
彼の有効なクロスもなし。
ボールを持つとほとんど潰されていました。
そのかわり角田は縦横斜に走り見せ場を作りやすそうでした。

中山らは動いてはいるのですが、パスを受けることはできても、
その前にボールを出すことはできず。。
田原と柳沢はゴールに背を向けてポストプレーを盛んに繰り返していましたが、
ようは彼らもボールを返してばかりで、ゴールに蹴ることはできず。

守るマリノスは反対にゴール前に網を張って奪って速攻!
サンガより手数をかけず、効果的にDFを突破していました。
(ただし、そんなマリノスのチャンスも2,3回?)

ゴールシーンは京都新聞から抜粋します。
>1点を追う41分、MF斉藤の右クロスに田原が胸トラップでボールをキープ。
>DFを背負いながら豪快に右足で同点弾を決めた。
>44分にはMF中山の右クロスにFW柳沢が「ただ当てるだけ」とゴール前で難なく押し込んだ。

2点目のアシストはいつもの大剛のプレーそのままだったので、
当然彼だと思っていました。混戦の中にボールが入ったと思います。
(クロスが入ってネットが揺れるまで時間もかかったので、柳が直接と思いませんでした)


>加藤監督も「今の段階のチーム作りとしては悪くない」と好感触を口にした。(スポニチより)

確かにキャンプの時点でここまで
選手たちが盛んにポジションチェンジができる事は多くなかったかも。
(例年この時期は選手が固定した場所で突っ立ってる事が多かったから)


京都2−1横浜

■ 二本目

 パウ 柳沢
        大剛
   中山 石井  
    アタリバ
中谷 手島 シジ 角田
    水谷


外人3人が入った2本目。
1本目の斉藤は攻守に機能していたのとは対象的にアタリバが…。
まだ頭と体の現状のコンディションの問題と思いますが、
なんと言うか…あ、うちに前いたビジュを思い出しました。
(あのサッカー好きな運動能力抜群のオジサン、と言われた彼です)
パウはオフサイド取られすぎ。例年この時期と同じく感が戻ってないですが。
シジはクリアはいいけど、自慢のフィードは無し。
得点の気配なし。押し込まれる時間ばかり。

失点はクリアミスから。
押し込んだのはマリノスの練習生、大剛の弟。
あとはPK。

京都0−2横浜

■ 三本目

  西野 林
徳重 勇人 倉貫
  弘堅 平島
ウィリアム 安藤 大久保
   平井

その後、登尾、中村、大志が出場。

徳重は一本目二本目の大剛のような役割だったのかもしれない。
勇人は一本目二本目の中山と同じ。
こちらは京都の方が押していたように思えます。
(レギュラー候補でもコンディションの問題で3本目に入った選手もいると思われます)

京都0−0横浜





試合の横、私達の目の前でも選手たちは仕事を続けていました。
(試合よりこっちの方が私の近くだったので)

明るく、でも時々ねを上げて別メニューをこなす増嶋には、
べったり厳しく秋田コーチがついて。
そして、一本目終了後クールダウンとしてウォーキングをする森岡と斉藤が印象的でした。
森岡が話し、斉藤がそれに何か答える斉藤。
二人でずっとずっとピッチの横で往復し続け。
二本目が終わり、三本目が終わるまで彼らの話し合いは続いていました。

試合終了後、私達が建物の中で化粧室を探していると、
なんと偶然目の前にエスカレーターを上がっていく加藤監督が。
翌日はキャンプ地さつま町で徳島との練習試合。
知人の話によると、今年のキャンプの見学場所はかなり限定されているとか。
思わず「明日はゴール裏以外からも見学できますか?」に
回っていけば…と監督が指をぐるっと回していくのが見え、
そのままエスカレーターは上がってしまいました。

どういう事だったのか、そのクラブの粋な計らいが翌日わかりました。





公式HPより
◎試合時間:135分(45分×3本)

◎出場選手(サンガのみ)
≪スターティングメンバー → 交代メンバー(時間)≫
GK 水谷雄一 → 平井直人(60分) 
DF 角田誠  → 平島崇(90分)
DF 森岡隆三 → シジクレイ(45分) → ウィリアム(90分) → 登尾顕徳(105分)
DF 手島和希 → 安藤淳(90分)
DF 中谷勇介 → 大久保祐樹(90分)
MF 斉藤大介 → アタリバ(45分) → 加藤弘堅(90分)
MF 石井俊也 → 倉貫一毅(73分)
MF 中山博貴 → 佐藤勇人(90分) → 中村太亮(120分)
MF 渡邉大剛 → 徳重隆明(90分)
FW 柳沢敦 → 西野泰正(78分)
FW 田原豊 → パウリーニョ(45分)→ 林丈統(90分) →加藤大志(120分)

≪得点経過≫
10分:長谷川(0-1)※横浜
41分:田原(1-1)※アシスト/斉藤 
44分:柳沢(2-1)※アシスト/中山
56分:松田(2-2)※横浜(PK)
85分:練習生(2-3)※横浜

以上


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