多分どころか、それは絶対に錯覚。今だけの夢。だけど今だけでもコレが自分だけのものだと思える瞬間があるなら。

漏れる息。それに乗って声。
強要されたわけでもないのにどうしても音を立てないようにする癖は抜けない。息を詰める。
焦らすようにゆっくりと進入を開始するモノ。追うように自然に進んでいく自分。
欲しくて欲しくてたまらなくなる。
本来なら知らないはずのあらぬ場所を、だけど自分は知ってしまった。
音すら立てて沈んでいくそれが与える愉悦を。


2006年03月08日(水)

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