薔薇抄 *Rose Show*
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昨日、あの嶋田ちあき氏に眉カットして頂いた。 嶋田氏は先述の藤原美智子氏と双璧を成す、現在のメイクアップブームの立役者の一人です。 まあぶっちゃけ……………ファンでもなんでもないんですが。 向学の為に氏の主催されるメイクアップスクールの1日レッスンに行ってみたんですの。 でも、楽しかったし勉強になった。好きとか嫌いとか別にして、やっぱり著名な方はそれなりのものをお持ちなのだと。だからあそこまで行けなければ、好きの嫌いの言う資格もないね、同業者の端くれとして。 デモンストレーションモデルを努められた嶋田氏の奥様の真理子さんが43歳とは思えぬ美しさでときめきました。美しい透明感は春の香り。しあわせな美しさをお持ちの女性というのは、本当に心を洗われます。思わず本買っちゃったよ(サイン入れてくれたしね/ミーハー)。 レッスン開始直後、「今自分でしてるメイク、すごく上手いね?自分の顔良く知ってるし、似合ってるよ。テクニックもすごくあるよね?」と嶋田氏の先制攻撃。「わあうれしい!!メイク大好きなんですよー」と職業欄OLに丸つけたわたしは答える。同業者お断りではないものの、やっぱりねえ?その後もベース作りに異常な執着を見せるわたしに嶋田氏のプロのプライドを懸けた直接指導。他のスタッフに眉を別の形に描くことを提案され、事も無げに描き直すわたし。あ、やべ、やっちった。と思った途端、「美容師さんですか?」と訊かれる。「いいえ、普通の。」なんだ普通って(笑)。ウチのサロンでわたしの右腕となるメイクアップアーティストの子と一緒に行ったのだが、彼女もまた一工程終える度「うまい!」とか言われてるし(笑)。他の生徒さんの半分の時間で次々工程を終わらすわたしたちに、嶋田氏も「そこのふたり、異常だから(笑)」と言い出す始末。こらこら、一般的なお嬢さんはアイシャドウそんなに発色させないみたいだよ君。たっぷり怪しまれたのでさすがに気が引けて「領収書下さい」とは言えなかったよ部長(また会社の金で行った)。 行く時道に迷って若干遅刻ぎみに入ったくせに、それだもんで人々より早く終わってしまい、一番に会場を後にするわたしたち、夕方五時。寒風半端無く吹き付けど日が長くなった夕暮れの空を眺めつつ、タクシーにて新宿へ。春の新色コスメを見るため。その前にスタバでザッハトルテ!と思いルミネのエスカを上るも、目に入る春のお洋服に心を奪われ辿り着けない。結局5階に辿り着く前に5万円ほどお買い物。何やってんだ…。挙げ句欲しかったコスメに巡り会えず断念。でも大好きなマジョリカマジョルカでターコイズ系シャドウを購入。予定外出費。でも想定範囲内。(どっちだよ)ていうかあれ?…今日仕事だったね…。思い出して会社に連絡。「終わりました!もう帰ります!」 「この世のハルが来た!」っていう、マキアージュのコピー、良いよね。そういうかんじで、ピュアにライブにいきたいです。 とは言いつつ、春とは名ばかりのこの厳寒はどうよ?今日は雪が降るかもなので、とりあえず早くお買い物に行こう。
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