息が詰まる。狂おしいというのはこういう気持ちなのか。[待たない]と呟いて待っている自分を見る。苦笑さえもう出来ない。三月は深き紅の淵を/恩田陸/講談社文庫2001ISBN4-06-264880-6読んでみたいと思うと同時に書いてみたいと思う。それが生涯ただ一冊の本でもかまわないと思うくらいに熱狂してみたい。