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ひどく疲れる。「どうでもいい」という気分が己を支配して、何もかも投げ出したくなってしまう。どうしてとか、何故とか考える前に、無力感が己を支配する。そしてどうしようもなく何もする気が起きない。 日常に飲み込まれているのが好きだ。人込みに埋もれているのは刺激にかけるけれども穏やかで居心地がいい。それなのに満足できない自分がいる。 日常が感情を磨耗させていく。日常は全てを塗りつぶしていく。誰でもいいから縋らせてほしい。この身体を現実に繋ぎとめるものが無い今、誰かに縋らずにはいられない。肉体だけの繋がりでいいからどうか。
己の髪を撫でる女の手を煩わしいとも心地良いとも思う。己を引き裂いてはくれない優しい手だ。
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