ジンジャーエール湖畔・於
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| 2002年11月25日(月) |
ロ、ロ、ロ、ロマンチシスト だね。 |
チングから借りた、新潮45編『殺人者はそこにいる』『殺ったのはおまえだ』を読んでしばし人間不信。 いつかここに瀬々監督の「HISTERIC」のことを書いたけど、この話この本にある”世田谷「青学大生」殺人事件” の実話だったんですね。殺人現場で異常性交。(発音するといとうせいこうに似てる) この本の話でチング&meいちおしの怖い事件は
”「自殺実況テープ」の出してはいけない中身−葛飾「社長一家」無理心中”
元ソニーミュージック社員の夫が独立してたちあげたクラシック音楽会社経営の行き詰まりの果てに、 妻と娘を殺害しそのあと家族の想い出の地を死に場所を求めるかのように巡ります。 その様子をなぜか彼はいちいちテープに吹き込んで実況していたのです。非常に生真面目に。 一度自殺に失敗するもののニ度目の自殺の一部始終もしっかり記録されているそう。
むかしこういう犯罪実録ものにはまって、気まぐれにマーダ−ケースブック集めたりしてたけど、 久々にまたこういうものを読み漁りたい気になりました。 わすれていた情熱が今よみがえってきています。 でも、ちかぢかひとり暮らししなくちゃいけない模様なのにこんなの読んでたら まぢで怖くなりそうなので止めます。 ちなみに”葛飾「社長一家」”と聞いて、まず浮かぶのはあの人。 柴又のだんご屋の裏に印刷工場をもつ、あのタコ。 全国の中小企業経営者諸兄の共感を一身にうけるあの男。 風来坊のだんご屋の甥っこが帰ってきてはいちゃもんをつけてたものです。
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