ジンジャーエール湖畔・於
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2002年10月23日(水) 美衝撃 〜ビューティフル・ショック〜

 
友達にいわれてみた最近のオリーブ。びっくりしました。
 読者アンケートの結果がマスゲーム的で!
 
 好きな映画
 「アメリ」「ヴァ−ジンスーサイズ」「レオン」
 オシャレの参考にしているのは
 「ゴダ−ルの映画」「オードリ−・ヘプバーン」「アメリ」
 好きな歌
 「ラブリー(小沢健二)」「東京(くるり)」「くちばしにチェリー(エゴラッピン)」
 これからブレイクしそうなミュージシャン
 「スネオヘア−」
 かっこいいミュージシャン
 「草野マサムネ」
 好きなブランド
 「ジャーナルスタンダード」「ツモリチサト」「ドゥ!ファミリー」
 好きな作家
 「江國香織」「よしもとばなな」「村上春樹」
 おしゃれだとおもう人
 「YOU」「YUKI」「深津絵理」

 なんか他にもいろいろあったんだけど、今はうろおぼえで。
 あとでまた思い出したら書きます。

 すげーです。
 いまだに小沢健二がランキング。完全に時、止まってる。
 わたしも小沢健二すきだけど、今好きな歌きかれてオザケンてすぐ思い及ばないもの。
 オリーブ読者って、もう女の子とは呼べない年齢の人たち(非対象年齢)がいまだに好きで読んでるみたいなのが
 多いけど、やっぱり読者の大多数は、若い女の子たちでしょう。
 もちろんゴダ−ルは若い子に人気あるけど、それでもオリーブの対象年齢の読者の女の子たちがそんなにみんな
 ゴダ−ルみているとは思えない。非対象年齢のオリーブおばさんたちなら見ているだろうけど。
 オードリ−の服装をおしゃれの参考に、っていうのもさんざんすぎてもはや飽和状態ではないだろーか。
 ゴダ−ルとかオードリ−とか映画から参考にするって行為自体もともと、
 古い映画の中の服っていうレトロ感がかえって新鮮!みたいな発想からきていると思うから、
 それがもはや定説となった今、ちっとも新鮮じゃないんですけど。
 中学か高校くらいの時読んだzipperでの嶺川貴子とか野宮マキが連載でしきりにアンナカリーナだののおしゃれを
 紹介してるのすっごいしゃら臭かった。
 (話をオリーブに戻して。)
 このアンケートの既視感というか、ステロタイプな、素晴らしく画一的な、マスゲームな回答たちはどこからでてくるのか。
 オリーブ読者も、もうあらかじめ求められている回答を経験的に知っているのだろうか。
 「あたいってオリ−ブ少女だからぁ、『ごだーる』っていうの観てるってことにしなきゃ。
 本当はソフィア好きだけど、ココではオザケンて答えるっしょ。」
 こんな思いが答える側に無意識にあるのかもしれない。
 それが「オリーブ」という幻想を守っている。
 それより本当にアンケートなんかしているのかを疑った方がいい気もする。
 こんな画一的なオリーブしまくってる回答本人達だけでは完成できないでしょう。
 真実は予想を反するところにひょっこりでてきてしまうもの。
 まともにアンケートしてたら、普通にもっと非オリーブなアイテム回答する奴も多いだろうし。
 無菌室のように「オリーブ的」ですべて固めてあるのが逆に不自然。
 
 「好きな歌:オゾンのダンス(たま)」とか。わたし好きだけど。
 うーん、たまじゃまだ弱い。「オリーブ的」に取り込まれる可能性なくもない。
 いや、「オリーブ的」がたまを受け入れられるわけはないけど、「中央線的」ていう枠で異文化交流は可能な気が少しする。
 もっとまったく異質なものが表れてもいいんじゃないかなー。うーん。
 「好きな歌:天ぷら(THE STARLIN)」とか。
 「好きな歌:青春!徒教仏!夢!(太陽肛門スパパーン)」とか。
 「好きな歌:絶対運命黙示録(少女革命ウテナ)」とか
 「好きな歌:フ−ア−ブレインポリス(フランク・ザッパ)」とか
 うんうん。こんな「非オリーブ的」な回答がのってたら、他の「オリーブ的」回答もまことの答えと認めたい。
 
 いちおう、番外編として少数意見ものせてたけど。
 かっこいいミュージシャンに大好きなキリンジあがってました。
 わたしはキリンジの兄のルックスがチョ好みなんだけど、大抵の人に激しく否定されるんだ。 
 でも、ホラホラ!オリーブで名前が挙がれば、これで安泰だわ。
 オザケンみたく人気なくなってもオリーブで祭り上げてもらえる。
 と思ったら「キリンジの弟」とあってがっくり。チ!
 そこまで過剰に兄を避けんなっつーの。「キリンジ」でいいじゃん。



  


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