ジンジャーエール湖畔・於
目次


2002年08月21日(水) 赤い水玉模様をつくりましょう。


「さあさあ、みなさん。レッツ・メイク・人工いくら・トゥデイ。」
おおきな栗の木の下で化学のクマ吾郎先生はバリトンの声でいった。

イクラの目玉はβカロチン+サラダ油
イクラ本体は紅茶で色付けされます。


色をつける前の人工イクラ(マイクロカプセル)は透明でキラキラしてて
とっても き れ い
トイレの芳香剤みたいだよ。

原材料:アルギン酸ナトリウム+アラビアゴム(1)
    塩化カルシウム+水(2)
(1)を駒込ピペットにとって(2)の溶液に一滴づつ垂らすと
粒粒にゲル化するのだ。

先生が「食べてごらん」というので
ひと粒食べてみたら、先生驚いた顔で
「去年もおととしもこの実験やったけど本当に食べる子ははじめてだよ。」
自分が”不世出のいやしんぼ”といわれたような気がして恥ずかしかった。
塩っけがつよく思わず、「マズ〜っ!」と言ったら
みんなが笑ってた。キラキラした笑顔で。
みんなイクラみたいだよ。

 おまけ

人工イクラのみわけ方(寿司やにて)
 *ひと粒とって上から落としてみる。
  弾んだら人工。天然は弾まない。
 *お湯にいれてみる。
  お湯が白くにごるのは天然。
     にごらないのは人工。


cottonkyaori |MAIL