ジンジャーエール湖畔・於
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大学の今年度の授業の登録結果を受取に行く。 久々に学科の人やら友達に会って、皆やすみの間に 微妙に変化しててそれが見てて楽しい。 そんな中、最も私を惹きつけた人物が・・・ それは教室に何食わぬ顔であらわれたチョンマゲ頭の君。 自毛でチョンマゲを結っておられるのです。?ちゃんと額も剃ってあって。 最初は一見してハゲヅラでもかぶってるのかと思ったほど、それ程普通では 考えられないその髪型に私の脳みそがついてかなかったってこと。 なんで?チョンマゲ・・・? さらに不思議なのは、そんなチョンマゲ野郎の闖入に色めきたっているのは 私だけだったということ。 教室内の人々は全然気にしている様子もなく、ほとんど無視。 というか当の本人も別段態度に変わった風はなくちょっとしたら 周りに溶け込んでて見逃してしまうほどの普通さ。 もちかちて、私だけに見えるチョンマゲなのかしら??なんて。 実は、彼、自分の頭がチョンマゲ結ってあることすら知らないのじゃ ないかしら。夜中に何者の手によってチョンマゲ頭を施され、 朝も遅刻ギリギリで焦って家を出てきたとかなんかで 今日起きてからまだ一度も鏡を見てないのじゃないかな、 と、大胆予測。 それにしても本当に笑いを通り越して唖然、というかシュ−ルレアリスティックですらあるあのチョンマゲ頭。 あの頭で電車乗ったり、家で一人でテレビみたり、麻雀したり、飲み潰れたり、時には泣いたり、笑ったり、失恋したり・・・ なんてゆー大学生の日常生活を過ごしてるとこ想像してみると 本当にシュールである。
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