KENの日記
 < 過去  INDEX  未来 >

2017年09月11日(月) ブルートゥーススピーカ購入



「Qtuo」社の「VICTOP」というスピーカを購入しました。これはパソコンの格納している音楽ソフト(Ituneで管理)を聞くためです。これまではituneから「旧式IPOD,IPODNANO」にファイルを移して、旧式IPODはBOSEのIPODドック、IPODNANOはイヤホンで聞いていました(主に通勤時)。それがパソコンから直接聞くことができるようになりました。パソコン(レッツノート)にはステレオスピーカがついていますが、パソコンより各段に良い音で聞くことができます。

この「VICTOP」という製品は値段(5000円強)の割に再生音が良いという評判を見て購入したのですが確かに良い音がすると思いました。しかし、スピーカの再生音が音楽ソフトの圧縮でどのように違うのか、また圧縮ソフトでも違う種類ではどのように変わるのかチェックしてみました。私のパソコン内の「Itune」には主に「AAC」に圧縮されたファイルが入っています。

まずCD音源を探し出し「圧縮前CD音源」と「AAC」で聞き比べてみました。ベートーベンの交響曲第4番で聞き比べましたが、CDをパソコン付属のプレイヤーでかけてみると「AAC」音源よりずっと迫力のある音がしました。「AAC」は「MP3」と大差ないと思いますが、圧縮された音は圧縮前よりかなり劣化していること分かりました。近頃売れているブルートゥーススピーカは主にスマホ用だと思いますが、音源ファイル圧縮の影響はかなり大きいことが分かりました。

次に妻が利用しているソニー独自の「ATRAC」ファイルとアップルITUNEの「AAC」を比べてみました。パバロッティの唱で比較したのですが、ここでは「ATRAC」の優秀さがわかりました。「ATRAC」ではパバロッティの声がより自然に聞こえました。スマホ・音楽プレイヤーで圧倒的なシェアを持つアップルですが、実は圧縮技術では「ソニー」の方が優れているようです。残念ながら「ATRAC」はITUNEで聞くことができません。外部スピーカでより良い音を聞きたいならばソニーのプレイヤーが良いのでしょうが、これまで貯めてきた音源ソフトは膨大な量になってしまっています。

ブルートゥーススピーカで音楽を聴くようにって、新たな「課題」が露見してしまった感じです。なお、旧式の「BOSEIPODドック」はIPODしか接続できません。私はずっとAACでBOSEを聞いてきたのですが、こういう使いかたはBOSEはスピーカメーカとして不本意ではなかったのかしら…。




Ken [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加