KENの日記
 < 過去  INDEX  未来 >

2015年01月14日(水) 幼い子を戦争に巻きむとは・・・

ナイジェリアでは自爆テロ事件が連続発生しています。1月10日に発生したナイジェリア北東部の自爆テロ事件では爆弾を身体に巻いて自爆したのは少女であったとのことです。多くの人が集まる市場付近で発生した事件では二人の少女が自爆しましたが、ひとりの少女が自爆した後にもう一人の少女が怖くなって逃げ出し、逃げる途中で爆弾が爆発したとのことです。

この少女は自分の身体に爆弾が巻かれているとは知らなかったので、一方の少女が自爆した光景を見て事態を理解してパニックになったのではないかと思われます。ナイジャリアでは過激派「ボコ・ハラム」が多数の少女を誘拐した事件がありましたが、このような形で少女を戦争の道具に使うことになるとは考えていませんでした。全く同じ人間の仕業とは思えません。

シリアの「ISIS」からは少年がスパイを処刑する映像が公開されたようです。幼い少年がスパイ容疑の二人の外国人に対して発砲している映像だということです。少年はこれからISISの兵士に育てられていくのでしょう。平気な顔で残虐行為を行う兵士になっていくのでしょうか。純粋な幼い子供をテロリストに育てていく仕組みには暗澹たる気持ちを持ちます。

70数年前に「神風特攻隊」を考え出した日本の行動も多分欧米諸国を震撼させたのだと思います。戦争終盤の発生した「南太平洋諸島での日本人(軍人・民間人)の玉砕」も欧米人には理解することは難しかったと思います。現在の日本国民の殆どは上記の「子供を戦争の道具に使うこと」を理解できないと思いますが、私達の親世代・祖父母世代は日本人が経験した恐ろしい時代を覚えているはすです。

終戦70周年の今年、かつて地獄を経験した日本人が何か現在の現代世界の問題解決に繋がるような活動ができないものかと考えてしまいます。




Ken [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加