KENの日記
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2005年01月23日(日) Walking at Victria-Terminus

今日新聞で見つけた「ウォーキング・ヴィクトリアターミナス」(VT駅ビルを歩いて探索するイヴェントに行ってきました。ヴィクトリアターミナスは世界遺産に指定されたムンバイで最も有名で壮大なネオゴチック建築です。


午後3時、指定席券売り場のホール集合。いつも混雑しているVTですが、やはりすごい混雑です。日本で一番乗降客の多い駅は「新宿」駅でしょうがここの混雑は新宿以上かも。なにせVTは「東京駅」と「新宿駅」を一緒にしたような駅なのです。通過する人も多いですが「寝ている人」も多いです。


ホールにはそれらしき「人だまり」がだんだん出来始めましたが、3時過ぎても何も起こらず。声をかけたインド人は「普段は時間通りなのだが今日は何かあったのかもしれない」とのこと。こっちはスリランカ時間に慣れているので平気。30分くらいの遅れはOK。


しかし手違いがあったみたいで、結局参加者の誰かが駅長さんと交渉して、見学可能になったみたい。まあ、普段入れない「VT」に入れるのだから、何でもOKです。見学場所はVTの中央のホールになっている塔だけでした。尤もVTのその他の場所は、セントラルレイルウェイが本社として使っているので面白くもないようです。この中央のホールだけでも見る価値がありました。


3階まで大きな螺旋階段があります。螺旋階段からは高さ数10メートルのドームを見ることが出来て、そこには大きなステンドグラスがあります。2階・3階の廊下からは、VTの外壁などを見ることが出来て、精緻な彫刻を間近でみることができました。石の刻んだ様々な彫刻は本当に素晴らしいものです。


これは、アジャンタの石窟とか、ヒンズー教寺院建築の外壁に共通するものがあります。インドの人はこういう彫刻が好きで得意なのでしょう。建築に興味のある娘に見せてやりたいと思いました。




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