ムンバイでの活動を開始しました。といっても全く白紙の状態からのスタートです。
どこの世界でもそうなのでしょうが「金」がなければ話が進みません。これまで個人の立替払いで全てを済ませてきたのですが、インドに法人格を持つとなると、何はともあれ「金」が必要になります。その資金は9月3日にこちらの銀行口座に振り込まれます。日本との時差が3時間30分あるので、こちらの3日の午後に資金が引き出せるのでないかと考えています。借りている事務所の家賃を払わなければならないのです。
今日は会計事務所の方と会計コンサルティング契約の最終打ち合わせをしました。オフィスの会計事務については、インドの会計規則に則った整理(インド会計)と、日本の会社に合算される日本の会計規則に則った整理の二つが必要になります。当然ですが、インド会計は勘定科目なども全て英語で、日本の会計規則は日本語です。最近になって漸く我が社の勘定科目の英訳ができたようなので少し安心しています。
というのも会計事務は全てインド人の従業員にやってもらうことにしているからです。日本語の分かるインド人を探すのは難しいので、できるだけ英語で済ませる方法を考えています。従って、会社の内規とか、決議書の類も全て英語で整理しようかと考えています。
スリランカで経験があるので多少は安心しています。というのも細かい実務(数字の表記方法とか)は別ですが、会計ルールは言葉を超えて共通な思想があって、直ぐに理解し合えました。それと、どこまでも保守的に安全サイドにものを考える「癖」は会計担当者の共通な美徳です。
言葉の壁を越えるという点においては、音楽の世界も同じで、音楽の楽譜とそれによって出てくる音楽は言葉と超えて共通でした。これを実際に体験すると感動物ものです。
実際にはものすごく大変な問題が発生するのでしょうが、今から恐れていても仕方がありません。「天は自ら助ける者を助ける」で、精一杯力まずに進めるしかありません。これって、超「楽観的」というのかしら。
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