時差の3時間30分は結構きついです。ついこの前まで時差3時間のコロンボに住んでいたことが「うそ」みたいです。日本に40年以上住んでいるので、日本の時間にはすぐ慣れるようです。
ムンバイの市内を少し走ってみたのですが、ムンバイにはイギリス統治時代の古い建物がかなり残っています。ものすごく重厚です。伝統の重みを感じるのですが、地元の人はそれが「当たり前」になっているみたいです。日本の例でいうと、上野の国立博物館とか日銀の本館みたいな建物です。そうした建物が町中にあふれています。凄い文化財だと思います。
そうした観光資源は生かされていません。ムンバイはビジネス都市で観光客は極めて少ないそうです。観光資源でいうと料理は大したものです。北インド料理は本場で本当に美味しいですし、海に面していることから、シーフードの料理が美味しいのです。残念ながら日本料理店はありません。
ムンバイは南インドみたいにヒンズー教ばかりを感じません。国際都市のなのです。従って、キリスト教、パルシー教、イスラム教などいろいろな宗教があるのです。そういう点では洗練されている感じです。
ヒンズー教でいうと圧倒的に「ガネーシュ」信仰です。タクシーの運転手と話しても、ガネーシュが最も偉大なのだと主張します。個人的にはガネーシュの母親の「パルヴァティ」のファンなので、すこし不満ではあります。でも、ガネーシュは長男で「できた息子」なので良しとします。ということで、土産物店は、ガネーシュ(象)の彫り物を沢山売っています。
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