今年の春以来、故障続きの腕時計。特に飛行機に乗って気候の違うところに行くと、途端に水分がガラスの内側に付着し、そのうち動かなくなってしまうのでした。古い時計なので密閉が悪く、周囲の湿った空気が入り込んでしまうのでしょう。
特に暑い国では、外の気温が30度を越すのに、室内はクーラをギンギンに利かせて20度から23度くらいにしている場合が多いのです。湿気の多い外から帰ってきて急に冷やされるので、機密の悪い時計はたまりません。
しかし今回タイから帰っても、そんな症状がなく元気に動いています。当たり前なのですが、故障がないと非常にありがたいです。で、何か特別なことをしたかというと、タイで何回か水分がガラスの内側に液化して曇ったのですが、そのときに妻の考案で以下のような対策を取りました。
「腕時計の表のガラスと裏側の金属を摩擦して暖めて、液体をもう一度気体に戻して、螺子まきの穴から口で湿った空気を吸い出す」という原始的なもの。
でもその成果でスリランカに帰っても、水分がガラスに付着する問い現象は表れません。しばらく使えそうです。
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