私の職務と直接は関係ないのですけど、知り合いのスリランカ人を日本に出張に出すアレンジをしています。
日本のビザを取得するため、日本企業の招聘状をアレンジしたり、コロンボの日本大使館に電話してビザ発給のお願いをしたりこの辺はスリランカ側のアレンジ。
大変なのは、出張先が大阪の守口市なので、関西新空港からのアクセスの説明から、日本のホテルの予約、相手会社と連絡をとって、待ち合わせの手配をするなど事細かく計画を建てました。
おかげで、お昼御飯を食べるのをすっかり忘れていました。帰りに「弁当バック」を持ち上げたら、結構重いので、どうしたのかなと不思議に思ったのです。昼飯を食べることを忘れるなんて、年を取ってしまったみたいでショックでした。
しかし、日本語の話せない外国人にとっては、日本にひとりで行くことは、ものすごく心配なのです。英語がほとんど通じないと考えているし、すべて自分でやらなければならないことになれていません。日本のホテルや交通機関はもう少し国際化する必要があります。
さらに、私が心配するのは「考え方の違い」です。日本には多くの暗黙のルールがあったり、しきたりがあったりします。大抵の外国人は「郷にいっても郷には従いません」。日本人は日本にいるからには、日本流が当たり前だと考えるはずです。このことはビジネスで大きな危険要素なのです。
これまでに二回スリランカ人と一緒に日本へ出張しましたが、はっきり言って非常に疲れました。今回は自分は行かずに出張の手配です。なんだか一緒に言ったほうが気持ちは楽です。
ところで、そんなことを言いつつ、あすから夏休みをとります。今年は妻とバンコクで合流する予定です。ゆっくりするつもりですが、携帯とEメイルで手配の仕上げをすることになりそうです。
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