KENの日記
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2003年08月17日(日) インドの音楽

それほど強くはないけど、漠然とインド音楽に興味があったので、インド音楽専門のCDショップを教えてもらい何枚かCDを買いました。

場所はゴールロードの海側・バンバラピチヤの先です。インドから直輸入していると見えて、インドルピーで値段を表示したCDもあり紛らわしいです。でも色々なCDがあって見ていて飽きません。

今日は「サンタールの音楽(演奏:シビクマール・シャルマ)」、「シタール音楽(カルテリック・クマール他)」、現在流行しているボンベイバイキングのセカンドアルバムを買ってきました。

昨年「若い演奏家」を集めた演奏会で、本物のシタールの音楽を耳しましたがどうもよくわかりませんでした。やはり音楽の構造や背景を少し勉強しないとだめですね。ということで少しかじった音楽知識。インドの古典音楽(シタールの演奏会もそうですが)には、RAGAとTALAという形式があるそうです。ほかにも沢山あるのでしょうけど・・・。

まず音楽はゆっくりした「Raga」から始まります。これはインドの独特の音階を使った旋律的な音楽です。音の組み合わせとか、音の選び方に独特なものがあるようです。最初に主題の提示があって即興で進んでいくようです。どこまでが主題なのかわかりませんが。

ゆっくりした「RAGA」から次第にリズミックな「TALA」に変わっていきます。「TALA」はリズムの組み合わせが中心です。クライマックスでは演奏者の技巧を駆使して、シタールでも驚くほど早く16分音符を演奏します。これも演奏者の即興です。

楽器はというと、シタール、打楽器のターブラ、竹笛です。少しわかってくると面白いのではまりそうです。なお、ムンバイ映画音楽の大ヒット「ボチャリ」も大変素晴らしい曲です。

(追記)
韓国の国際放送「アリランTV」恒例の日曜コンサートでクラシック音楽を聞きました。曲目は、Korngoldのバイオリン協奏曲、ベートーベンの英雄。演奏はバイオリンはリー・キュン・スン、クオック・スン指揮のソウルフィルハーモニックオーケストラです。管楽器が積極的に演奏するので、日本のオケより面白いかったです。英雄は快適なテンポを維持して引き締まった演奏でした。




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