KENの日記
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2003年07月30日(水) パーティ(本音)

今晩とってもお世話になっている銀行のトップの送別会がありました。ホテルのカクテルパーティです。こうしたアルコールの入るパーティの感想を書きます。私はアルコールは嫌いではないので、カクテルパーティに呼ばれるとワインを中心にアルコールを飲んでしまいます。ここで問題なのが、酔いが進むにつれて英語ヒアリング能力(多分会話能力も)が極端に落ちることです。


これには二つの要因があるのです。まずこちらの理解力が落ちること。酔いが回るにつれて理性的処理能力(意識的になされる部分)が落ちるのでしょう。日本語ならわかるのですが英語を日本語に翻訳して理解していることが困難になるようです。


更に話している相手が酔いに任せて普通のスピードで英語を話を始めるのです。相手も「しらふ」の時はこちらの英語能力に合わせて、ゆっくり英語を話してくれるのですが、アルコールが入るととんでもなく早いスピードで話始めます。多分使う表現なんかも「砕けたもの」に変わるのかもしれません。


この二つが重なって、私にはほとんど理解不能な状況に陥ってしまいます。まあ適当に相槌を打っていますがコミュニケーションは成り立っていません。これでいいのかなと反省しきりです。英語能力の不足を嘆くことになるのです。
しかし、少し冷静に考えてみると、日本で酔っ払った時に冷静に日本語で会話をしていたかどうか、これも非常に怪しいのです。実際どんな会話をしたのかしっかり覚えているなんてことはないです。こう考えてみるとアルコールが入っての会話は古今東西、普通とは別なのではないかとも思われます。少し不遜な言い方ですが、お互いその瞬間瞬間が楽しめればいいのではないかと思います。アルコールが入ったときの英語がどうなのか、これは恥ずかしくて表現できません。尤もアルコールなしでも恥じ入るようなレベルですが・・・。


妻が長野県須坂市の実家の整理に手をつけました。義母(妻の母)が亡くなって以来義父が一人で暮らしていたのです。この義父は根っからの学者タイプの人で、身の回りのことには無頓着だったのです。高齢ということもあって手が着かなかったのも事実ですが。その義父が昨年後半闘病生活に入り、暮れに亡くなりました。


義父の新しい墓も出来てようやく実家の整理に取りかかることができるかという矢先の今年の連休に、義妹の腫瘍が発見され、義妹(妻の弟のお嫁さん)は手術の甲斐なく亡くなったのでした。このドサクサで妻の実家は、昨年夏の義父の入院以来手付かずのままになっていました。


はっきり言って、普通の人の想像を絶する状態なのです。家の外は草木が伸び放題でジャングル状態。家の中も結構すごいです。私が日本に居ればニ馬力で片付けられるのですが、そうはいきません。妻には無理をしないで少しずつ進めてほしいものです。家族の思いでが詰まった家なので、安易に金で解決するわけにいきません。




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