スリランカ反政府組織LTTEの和平交渉出席拒否をいう事態を受けて、この五月初めから日本の明石特別大使が来錫され、政府・LTTEと勢力的に交渉されています。
首相との会談に引き続き、昨日は北部のバニに移動して、LTTEの責任者との会談が設定されました。LTTE側は基本的に明石大使の調整を評価しつつも、政府に対して、「緊急的な人道的・復興支援」が十分になされていないことに不満を表明しました。
明石大使は、6月に東京で開催される援助国会議までに、和平交渉を再びもとに戻して、日本の面目を保ちたいところでしょうが、果してうまく行くかどうか。援助の金をチラつかせてもLTTEは動かないかもしれません。なぜなら、外国の援助・投資が、北東部の貧しい人達の生活にどれくらい影響を与えるのかわからないからです。
ここは、じっくり両者を説得する覚悟が必要です。援助国会議を材料にするのは良くないのではないかとおもいます。
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