先週の水曜日・木曜日に思いっきり忙しい思いをしたので、金曜日から肩がものすごく凝っています。一方でチェロの練習は力を抜くことが課題なので、正直言ってこの週末は練習してもなかなか旨く行きません。日曜日に変更になったレッスンも不本意なものでした。身体の回復を図ることが大切なので日曜日はゆっくり休養しました。
スリランカで働いている限り、日本で働くみたいに時間厳守で仕上がりを気にしていたら、身体や神経を正常にかつ健康に保つことは非常に大変なことです。こちらのペースで進めるべきなのかもしれません。
しかし、日本人を雇っている会社側の立場で考えると(財務部門を預かっているので全部の数字を把握できています)、ローカルの人の何十倍もの給料を払っているし、宿舎・車の配備等の金もばかにならないので、日本人にはスーパーマンのような働きをしてもらわないと割りに合いません。
結局、ものすごく肩が凝るような心配をするし、自ら動いて仕事を片付けることになります。とはいっても東京に勤務しているときより身体的に厳しいかというとそうでもありません。スリランカに来る前には、夜中の12時前に家に帰るのはそれほど多くはありませんでした。結構しんどい生活でした。
今から考えると、日本の生活は、 「まわりの人間も同じ気持ち、雰囲気で働いている」 「愚痴をこぼす同僚、夜の新橋という格好のストレス発散の場があった」 「家族がいて仕事を離れてのんびりすることができた」 というような条件が揃っていたからこそやってこれたのだと思います。海外単身赴任の難しさを感じています。
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