ゼロの視点
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2009年12月06日(日) アラブ首長国連邦経由のワナ?

 1週間ひと足早くタイに飛び立っていった夫。そんな夫の不在期間をくまなくエンジョイしているうちにあっという間に、私のタイ出発日がやってきた。 

 たった1泊の旅行でも異様に荷物が多いのが夫。今回も、もし寒かったら、もし退屈だったら、もし・・・・云々と取り越し苦労した揚句、巨大なスーツケースと機内持ち込み可能なスーツケース二つでタイへ行った彼だったが、到着した瞬間、物価が異様に安く、また気温も異様に高く、もってきたほどんどの衣料などまったく必要ないと気づいたらしい夫。

 そんな彼が私の出発数日前から、執拗に《必要最低限のモノだけもってこい》と、何かに取り付かれたように、電話およびメールで訴えかけてくる・・・・・・・。いやいや、まったくもって鬱陶しいのなんの・・・(笑)。

 というわけで、久々に従来の自分に戻って、必要最低限のモノだけ持参する旅シフトにしてみた。預けるスーツケースなどいっさいなしで、数ヶ月くらい平気で旅行できる自分を再発見♪。また、こうやって気軽なスタイルでタイに現れることで、不要なモノをかかえている夫をコバカにする楽しみもゲットできる、というわけだ。

 おまけに今年の11月に、ドバイ経由でマレーシアに入国した日本人女性が、覚せい剤密輸で逮捕された事件が、妙にインパクトがあったこともあり、冤罪だろうとなんだろうと、荷物を預けること自体を避けるにかぎる!というおもいに拍車をかけたようだ。

 こんなことを妙に気にする私は、もちろんタイ直行便ではなく、ドバイショックで世界中から注目を浴びているおとなりのアブダビ経由便。記事を冷静に読めば読むほど、自分の荷物に変なモノをつっこまれるタイミングすらないのにも関わらず、なぜかこうなったらどうしよう・・・・等というドキドキ感をぬぐえ切れなかった自分をいとおしくさへおもう昨今。

 そんなアテクシは、もちろん東南アジア、この年にしてようやくデビューなのだ。で、こんな私に対して、夫はタイおよびアジア諸国だけでなく世界56ヶ国放浪しつくしているツワモノ。こんなのを相手に、妙に初心者気分になっていた私なのだが、さてさて、実際に旅行をしてみた結果はどうかというと・・・・・・・・・。



※写真は"The star online"より/ドバイ経由マレーシアの空港で捕まった邦人女性のスーツケース


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