言葉の杜 Diary

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                          琴 音


2008年02月03日(日) 漢字検定・・・を受けるまで

漢字検定の日だというのに昨夜遅くから大雪。
しかも会場が最寄り駅から徒歩20分。
20分と言ったって『晴れの日に大人の足で歩いて』20分ということなんでしょ!?
うーん、困ったな。
唯一の救いは、行ったことがない場所だけど、だいたいの見当がつく場所だということ。

それでも大雪だし病み上がりの私一人では大変だということで一家3人で試験場に行くことになった。

雪の中を歩くということで、集合時間の1時間半くらい前に家を出る。
服装は完全防備。
娘なんてスキー用に買ったスノーブーツだし、厚手のフード付きコートだし、スパッツの上にコーデュロイのズボンだし、靴下もスキー用のパイルのだし。
更に着替えの靴下を2足持って、タオル3枚持って、普通のホカロンと靴用のホカロン入れて。

とりあえず最寄り駅までは何とか無事に到着。
電車の中は快適。

さてターミナル駅からはタクシーか?
タクシー乗り場をちらっと見るがちょっと並んでいる。
待っていたら来るかなー、と思ったらダンナが「地下街の先から出たらもっと簡単に拾えるよ」と言うので?と思いつつもそれに従ってみることにする。

地下街の出口でいきなり泣きそうになっている娘。
ど、ど、どどうしたの?
びっくりして振り返ると傘が開かなかった。
そんなことくらいと思うけれど、やはり試験前でナーバスになっているのだ。

ようやく傘が開き外に出るも全然タクシーなんて来ないじゃん?
仕方なく会場方向へ歩きつつタクシーを探す。

やっぱり来ないじゃん?
寒いんですけど。
歩きづらいんですけど。
だんだん雪がひどくなるんですけど。

もう!だからちゃんとタクシー乗り場から乗れば良かったんだよ。
タクシーじゃなくてバスでも良かったんだよ。
・・・と、声を大にして言いたいのを娘の手前ぐっとこらえる。

歩道を歩いていても、雪で滑るし、車道からは車の跳ねたしぶきが飛んでくるし、横断ほどになると車道との段差の所に必ず大きな水たまりがありとても飛び越えられない。

手が冷たい〜、タクシー来ないの〜、靴の中に水が入った〜、と半泣きにになる娘。

そうだよね!こんなルートを行こうと言ったお父さんが悪い!と、思い切り責めたい気持ち。
でも、だったら駅に着いた時に「タクシー乗り場から乗ろう」と言えば良かったんだよね。
もっと言うなら娘と二人で来れば良かったんだよ。
そう思うと何も口にできなくなってしまい「大丈夫、大丈夫、もう少しだから頑張ろうね!」と娘をなだめる。

どんどん先に行ってしまうお父さんを見て「おとーさーん、待って〜」と叫ぶ娘。
「ほら!こんなに積もってるよ!」とちょっとはしゃぎ気味の父。

この後何もないなら良いけど、試験ですよ?
分かってます?
遊んでる場合じゃないんですよ?

ひたすら雪の中を歩くこと30分。
もうここまで来たらタクシーよりバスより歩いた方が近いところまで来てしまったよ。

やっと会場に到着。
同じ開始時間の受検者の中ではほぼ一番乗り。

もちろん手はガチガチ、足はビショビショ、寒い・・・。
やれやれとまずは靴下を履き替えさせる。
靴下のままでいすに座らせ、靴の中をタオルで拭く。
なかなか乾かないのでしまいには小さいタオルを靴の中に敷いて靴を履かせる。
やっと準備ができた。

その間、寒いからと缶飲料を買いに行き、一応娘に飲むかと聞くが「いらない」と言われ自分で飲むダンナ。
そして、携帯でゲーム、娘をからかう・・・。

えーい!役に立たん!!
役に立たなくても良いけどじゃまするな〜。

「いや、試験前はリラックスさせないと」ってあなた、不謹慎な態度で周りの顰蹙を買ってないか気が気じゃないよ。

ようやく試験が始まりやれやれ。
もう試験前にかーなーり消耗してしまったよ。


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