| 2006年11月10日(金) |
本「ドリームボックス」殺されていくペットたち |
小林照幸 毎日新聞社 2006年
ペット大国日本である。ペットフードのほうが人間の食べている物より上質だったりする場合もある。 ペットのための店や商品なども花盛り、ペットのブログも大人気です。 私も動物を見るのが好きなので、そうした愛され大事にされているペットのブログに日参しているのですが これらが光だとしたら、影もある。
捨てられるペットがいることを知ってます。 それは昨今のペットブーム以前からあたりまえにあった。
かなり昔に友人から聞いて驚いた話。 地方の親戚宅で集まって話をしていたら、飼い犬の話題になり、そこの家の主が 「この間、仔犬が生まれて、邪魔だからダンボールに入れて川に流した」と笑いながら語ったという話だった。
もちろんその話をきいていた若い女性たち、みんなが相当驚いていた。 話ている彼女も大の犬好きなので、憤って話ていた。 少なくともこの話をきいていた面々はものの考え方が一致していました。
でも、世の中にはそうじゃない人が沢山いるのです。 流行で、なんとなく飼ってみて、意外と面倒だから捨てた。 意外と面倒というのは、吼えて煩いとか、子どもを産んだからとかそりゃあ人間のエゴむき出し。 自分のものなんだから、どうしようと勝手だろう!と前述の犬を川に流すような人は言うのだろう。
以前飼っていた猫も捨て猫でした。ウチに来たときは、本当に小さくて愛らしいトラ猫でした。 近所にも相変わらず野良猫がたくさんいて、糞尿を撒き散らして、困っているようです。 一度、野良猫にえさだけやって集めている家とその近所の人がもめていたこともあります。
ドリームボックス、毎日沢山の動物が薬殺処分されていると知っています。 その仕事についている人たちがいて、こうして本になっています。
家族として、大事に愛され、人生を全うする動物たちと、そうでない動物の差はどこから生まれるのでしょうか。 それは動物たちだけの話ではないのです。
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