だから猫が飼いたいのに・・

2006年07月18日(火) 読書「さびしさの授業」

伏見憲明 理論社 2004年

さくさくと読めてしまう面白い本なので、ついつい読んでしまいます。
このまま全巻制覇か?!

「シックスセンス」「赤毛のアン」「X−メン」「千と千尋の神隠し」「五体不満足」
を引用したマジョリティとマイノリティや差別、被差別、そしていじめの問題などを例にとり生きることの寂しさや辛さについて書いています。
特に「赤毛のアン」の解説は、本編を読むよりドラマチックに感じます。
この作者の読み方が面白い!

----ここから四方山話

先日も「寂しい」については日記に書いたのですが
若い頃はとにかく寂しい日々でした。
家族も親戚も、少ないながらも友人もいたのですが
どうにもこうにも寂しい感覚が抜けませんでした。

若い頃は、誰からも誘われない、遊びに行く予定もないというのは
なんとなくダメなんじゃないかと思って、気が進まないのに
気が進まない仲間とでかけたりしました。

でも、どちらにしても寂しさは埋まらないんですよね。
大人になって、恋人ができました。
恋人がいたら寂しくないのかと想像していたけどやはり変わりませんでした。

結局、私はとにかく寂しがり屋さんなんだ!と結論つけて
何しても、どうしたって寂しいのは変わらない事がわかってからは
寂しいと思っても気のせいだと思うことにしましたw

それに、高校の一時だけ、なんでかクラスの人気者になってしまい
毎日、毎日、自宅に帰ってもいろんな子から電話がかかってきて
ひっきりなしに呼び出しがあったことがありました。
寂しさを感じる暇もありませんが、非常に疲れました。

寂しいなんて言って、今以上に付き合いを広げたり
出かけたりする体力も財力もないので、今が一番いいと
高校生のその時のことを思い出しては戒めます。

私より若い友人は、気の合わない人とムリからに出かけている様子や
とにかく出かけずにはいられない様子がうかがい知れます。
彼女は私の休日の過ごし方を尋ねる事が多いので
私は堂々と「休日は家で休養をとります」と答えてあげます。
「安心して、あなたよりずっと寂しくすごしている人がいるからね」
と言ってあげたくなります。

でも、若い頃はそうした寂しさとか焦りとかがあってもいいんじゃないかとは思います。

こんな事を書くと、私の友人が心配しそうなので、書いておきますが
私には実際に会ってなくても、親しみが薄れない友人がいるので平気といえば平気なのです。

メモ今年の1月に読まなきゃ!といっていた本。半月過ぎてしまいましたよ!

1)深沢八郎「楢山伏考」を読む
2)井伏鱒二「山椒魚」を読む
3)ユン・チアンの「ワイルド・スワン」を読んで、続刊を読む
4)小熊英二の本
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5)第七官界彷徨 尾崎翠 筑摩書房←これは今読んでいる

4と5だけなんとか達成?でも5)は期待しすぎたのかあまり・・
4)は子ども向けの本だから、半分くらい達成かな・・


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