| 2006年05月19日(金) |
読書「子どもが減って何が悪いか!」 |
赤川 学 ちくま新書511 2004年
ななめ読みですみません。 「男女共同参画」が少子化対策に有効か?→否。ということを懇切丁寧に論じています。 統計学のまやかしについて書かれているところは、苦手なのでこれこそザックリと見ただけです。 先日、「雇用安定なら結婚率三倍」「育児熱心なら第2子誕生」という統計もあるので、これもどう料理するのか見たかったところです。 最近、統計に惑わされてはならない〜的な本を目にするので、こういうことに興味がある方は読むといいのではないかと思います。 そして後書きが1番面白かった・・なんて言っちゃダメ? 本当に男女共同参画(ぶっちゃけ女性が働きつつ子育てが楽にできる社会作りでしょ)で本当に少子化が防げると思っている人てどれくらいいるのかな〜?
昔ある男性が、「女性は本を読んではいけない。頭がよくなって、結婚しなくなり、子どもも生まなくなるから」といったと聞いた。 それは全くの嘘ではないと思います。 昔は女性が勉強もさせてもらえず、もちろん仕事なんてなくて、行く先は結婚して母親になることだけの世の中で (当然、家業もきっちり手伝わされてるんで全く仕事をしてないわけでもなく、ただ働き) 子どもを生まない女は返されちゃったりしてた世の中だったら、そらどんどん産むよな。
それにそういう時代は「自分の時間」という概念がなかったように思う。 今でこそ、自分らしさ、自分の為に使う時間が重要なものとされ、 趣味とか自分磨きに費やす時間とか必要とさせられているわけでしょ。 子育てしていても、女は捨てちゃダメ!なんて煽られるもんだから、女性は本当に忙しい。 子沢山では、よほどの富裕層でなければ、綺麗に着飾ったり、趣味なんて続けられないだろうに・・ そしたら自然と子どもは少なめに・・てなるよ。
ちょっと横道にそれたけど、女性は結婚して子どもを産んで当たり前な世の中が変わって、どれくらいの年月が過ぎたのでしょうか。 まだまだ女性に対する役割イメージは変わらないけれど、それでも結婚してないことに関しては、とやかく言われなくなったと思う。実際に私がそうだ。 それでは、結婚しないでも子どもを安心して産めるようにということで、では婚外子が普通な世の中になったら子どもが増えるか?というとどうだろう。 独身女性がそれで子どもを産んで育てようと、思うかというとそうじゃないだろうなと思う。少数派だろうと思う。 それこそ、富裕層の女性。自分の両親が協力的とか。
婚外子でも相手はいるのですから(人工授精に取り組むというのもなかなか、ハードル高いよね) 相手が常にいるような女性ならともかく、恋人もいないし、付き合いたい!とも切望していない独身女性が 突然、子どもを欲して1人で産み育てるなんて、想像つきませんよ。
現在結婚して、子どもを育てている家庭を支援すること(支援にもアイデアが必要だと思いますが) 男女参画企画も声高に叫ぶことなく、当たり前のことになるべきだと思うけど
やはり、「結婚したい!」「結婚して子どもを育てたい!」と独身の人に思わせるのが早いんじゃないのかと思います。 男性の結婚願望ってどういうシステムかわからないのですが、女性に関して言えば、やはり 生活・精神の安定でしょうし、生活が安定するには、やはり収入が安定してないとダメでしょう。 でも、お金だけが目当てで結婚するってのも、何かよっぽど事情がありそうなので、一般的でないとしたら やはり「愛情」が基本ですよね。「愛情」を感じられる相手ってどんなだろうかと思うと個人の好き好きで一概にはいえないのですが 私の周囲でいうと、「自分より、ちょっとでいいから、優れている」と大雑把ですけど、そんなところでしょう。この曖昧なものさしがヤバい。と思う。 生活が安定できるだけの能力を持ち、性格も安定している人なんてピラミッドの頂点しかいないので(お互い様ですが)いよいよ結婚できなくなってくるわけです。 昔の少女漫画の逆で「ドジでダメな君でもいいよ」という女性が増えたらあるいは・・ でも男性側が、自分より一枚上手な・・曖昧だね・・例えば、年収が上とか職場で上司な女性が好きになるかっていうとまだ少数派なのではないかと・・
何もしらず、何も考えず、大博打を打つ、それが結婚。 これも昔、年配の女性が言っていました。全くの嘘ではないと思う。 ただ今はその博打を打たなくても、なんとか生きていけるのです。 もともとギャンブル好きでないから、ダメなんですよ〜なんてね。
結婚している人の多数が「結婚してよかった!」と言っている世の中なら自然と「私も!」と思うと思うけど 「博打」にたとえちゃっているし、やれ姑が、やれ旦那が〜〜〜とエンドレスぐちでは意欲もわきませんよ。 少子化を止めることができるのは、国の政策ではなくて、結婚している全ての人の幸せにかかっているのではないかと・・ 少し前の「アエラ」のアンケート調査では、「結婚してる人の方が幸福感を感じている」という結果だったので、本当は皆幸せなのかもしれないけど 自分の幸福をひけらかすのは抵抗あるから、ダメそうに見せているのかもしれません。 そしてテレビや新聞をにぎわすのは、不幸な結婚話しですし・・・ テレビドラマでも不倫とか多いですよね・・結婚がうまくいって、幸せ〜ではドラマにならないからですよね。 私の周囲から受ける感覚では、結婚生活が幸福かそうでないかは、半々の気がします。 ただ人間は死ぬまでわかりませんしね。やっぱ運かな。
少子化の話しから、いつもの結婚についての話になってきましたが、 もう女性が何も知らないままでいられた時代には戻れないし、 強制的に「結婚しろ!」とも言えない、女性の労働力も欲しい社会になってしまったんで 仕方なく、「男女参画企画」であり、「子育て支援」なんではないかと思います。 せめて結婚してくれた女性に「これなら子ども生んでもいいかな〜」と思ってもらうために微力ながらお手伝いします!ということでしょうか。
何度も思うけど、選択肢の多さは、自由は、常に頭を使い続ける 厳しいけど、自分を育てるチャンスなんだと思います。
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